徳島県出身のシンガー・ソングライター米津玄師(よねづけんし)さん。「Lemon」「ピースサイン」「感電」など、次々とヒット曲を出し続け人々を魅了し続けています。ドラマの主題歌やCMなどタイアップでもおなじみですよね。米津さん大好きな高校生が、その魅力と「すごさ」を語ります。(高校生記者・なお=2年)

1、独特な言葉遣いが素敵な歌詞

暗喩を使っていたり、時にはストレートに気持ちをぶつけていたり……と、力のこもった歌詞に注目してほしいです。

暗喩のときには、他のアーティストにはない独自の視点の表現に共感します。例えば、

「ドーナツの穴みたいにさ 穴を穴だけ切り取れないように あなたが本当にあること 決して証明できはしないんだな」(ドーナツホール)

「カサブタだらけ荒くれた日々が 削り削られ擦り切れた今が 君の言葉で蘇る 鮮やかにも 現れていく」(ピースサイン)

などです。失恋した心の穴をドーナツの穴に例えていたり、ヒーローになるまでの日々をカサブタだらけ荒くれた日々と表現してしていたりと、言葉選びが私は好きです。

米津玄師のアルバム。筆者が初めて買ったアルバムでもあります

2、クセになるサウンド

米津さんの作るサウンドにはたくさんの音が使われています。ドラムやギターだけでなくボカロの声のような音が使われていたり機械音が使われていたりします。それが頭に残りやすい音楽ばかりで何度も聴いてしまいます。

3、MV・イラストの世界観がすごい

YouTubeにアップされるMVでは米津玄師さん自身がダンスを披露したり、米津玄師さん自身が描いたイラストで作られていたり……とMVにもたくさんのこだわりがあります。

その世界観が独特でかつ曲にぴったりなものばかりで、短い映画を見ているような気分になります。

2020年は新アルバム「STRAY SHEEP」をリリースし、大ヒットした米津玄師さん。今後の活躍が楽しみです! 

今からでも遅くない! 聴いたことのない人は、ぜひ一度聴いてみてください。