政治・経済の授業でも学習する「銀行員」という仕事ですが、「実際はどんなことをしているの?」と感じた方も多いのではないでしょうか。私もそうでした。そこで、銀行員として働いている父に質問してみました。(高校生記者・しょうべり=3年)

担当する会社と連携を密にしてアドバイス

―具体的にどんな仕事をしているの?

銀行の業務は大きく分けて2つに分かれているよ。

1つ目は、個人や法人に対してお金を貸すこと。お金を貸すということは、個人、法人共に「安定して返済をする能力があるのか」ということや、今までの実績を丁寧に見極めて融資をする仕事だよ。

銀行の業務は大きく分けて2つ(写真はイメージ)

2つ目は、お金を預かり、そのお金をどのようにするとより効率的に増やすことができるかをアドバイスすること。

アドバイスは多岐にわたっていて、「お金をどのようにして増やすのか」という直接的な話から、「後継者問題を解決していく」などの話まで、担当になった会社と連携を密にして仕事をしていくことになるかな。

―主にどこで仕事をしているの?

銀行のオフィス。それか、顧客企業に出向いて、社長と今後について面談などを行うことが多いかな。

―1日の大体の流れは?

朝7時半ごろ出社→午前中に約2社を訪問→午後も再び2社ほどを訪問→オフィスに戻り、その他の業務を行う→夜8時ごろ退社。基本的に規則的。そして土日は基本休日だよ。

入社後に多くの資格取得が必要に

―この仕事を目指そうと思ったきっかけは?

大学生のときに、会社経営をしたいと思ったからかな。また、銀行に入れば、いろいろな企業の内容を理解できると思ったから。

―銀行員をするうえで必要な技術は?

ファイナンシャルプランナーなどの金融の知識だな。そして、入社してからも知識を常にアップデートする必要があるため、継続的に学ぶこと。

入社してから多くの資格を取ることが求められるため、資格取得に向けても勉強する必要があるよ。

顧客の業績を良くできると嬉しい

―この仕事にやりがいを感じる瞬間は?

顧客企業の業績を良い方向に改善することができたとき。またそのようなことに寄与できたときだね。

顧客企業の業績を改善できたとき一番のやりがいを感じる(写真はイメージ)

―仕事の厳しさは?

業績から判断して、厳しい判断をしなければならないとき。例えば、顧客企業を倒産、破産から救えなかったときは厳しいな、と感じるよ。

―仕事の魅力は?

顧客の業績アップに寄与することができたときに魅力を感じるよ。

そして、大事な事業継承、例えば後継者問題などを解決し事業を継続させたときだね。

―銀行員を目指す高校生が今やっておいたことがいいことはある?

大学生になってからでもいいから、アルバイトをすること。アルバイトをすることで、利益であったり、儲けであったりと、数字に対して意識が向くようになると思うよ。

取材後記 父みたいなカッコイイ大人になりたい

今回の取材を通して、あまり知らなかった父の仕事内容や仕事への想いを、少しではありますが聞くことができました。そして働くことの大変さや、つらさ、でもうれしいこともあり、やりがいを感じることができることを学びました。

毎日朝早くから夜遅くまで働き、資格の勉強など本当に大変だなと思いますが、仕事と休日のオンオフのメリハリを活かして、これからも頑張ってほしいと思います。

目指している道は父とは違いますが、私も将来は父のようにしっかりと業務をこなすカッコイイ大人になるべく、これからもいろいろなことに興味を持って活動していきたいと思います!