オススメの漫画を高校生記者の朝倉七緒さんに紹介してもらいました。
かわいすぎる五つ子をめぐる青春ラブコメ
『五等分の花嫁』春場ねぎ著(講談社コミックス、429円=価格は1巻、税別)
私の大好きな漫画は、春場ねぎ先生著者の『五等分の花嫁』です。
この漫画は「かわいさ500パーセント」の五つ子ラブコメです。五つ子一人ひとりが個性豊かに描かれており、一度読んだら自分の推しのキャラクターができて、最後まで応援したくなるはずです。
彼女たちは、みな勉強が苦手です。好きな教科だけはテストで赤点を免れるのですが、他の教科では全て赤点を取るほどです。主人公の上杉風太郎は、そんな五つ子の家庭教師として勉強を教えることになります。
最初は言うことを聞かなかったり、遊びに行ったりと風太郎を困らせていた五つ子ですが、いろいろな出来事が起こり、次第に心をひらき風太郎の言うことを聞くようになります。
そして、いつしか五つ子は風太郎への恋心を抱くようになります。勉強と青春を兼ね合わせた物語が『五等分の花嫁』です。
5人のヒロインの恋模様にキュンキュン
この物語で、私が一番好きなシーンは7巻。風太郎がさっそうとバイクで登場し、あるヒロインを乗せて立ち去ります。最後のページでそのキャラが風太郎に「好きよ」と伝えるんです。
いつもツンツンしていて風太郎に敵対心を持っていたはずなのに、自分の気持ちを伝えてからは、名前の呼び方なども変えていくところも好印象で好きになりました。
この作品はヒロインが5人もいるので、各キャラクターのかわいさや好きになるポイントも読者によって変わってきます。ぜひこの甘くて酸っぱいかわいさ500%の『五等分の花嫁』を読んでキュンキュンしてください!(高校生記者・朝倉七緒=2年)