私は合唱部に所属しています。文化祭などのクラス合唱などとは違う、長い時間をかけて作り上げる合唱の魅力を、私が所属する部を例に伝えたいと思います。(高校生記者・クラシカルレモン=2年)
自分自身が楽器
合唱は音楽ですが、楽器を使いません。自分が楽器です。
自分の気分や体調によって大きく左右されてとても繊細です。また、歌っている姿を見せるので、身だしなみにも人一倍気を遣います。
ハーモニーを合わせる
合唱は1音でも外れていると、きれいなハーモニーを生み出すことはできません。
周りの音を聞きながら、自分のパートの音を正しく合わせるのは難しいです。しかし、音が重なる瞬間は最高に気持ち良いです。
部員同士とっても仲良し
私たちの部活は本当に仲良しです。学年の垣根がないに等しいです。部員全員で遊びに行ったこともあります。
さまざまなホールで歌える
大会の会場はもちろんホールです。しかも、県内のさまざまなホールで歌うので、行ったことのない地域に行くことができます。
歌詞を深読み、意見交換
新しい曲を歌うごとにみんなで深く歌詞を読み、意見を交換しあいます。解釈が違うだけで歌い方に大きな影響が出るため、この時間を大切にしています。
顧問の先生の丁寧な指導
先生のアドバイスは一言も余すことがないように、楽譜にたくさん書きます。私たちの部の顧問の先生は合唱歴40年と、ベテランです。
部活後のお菓子も楽しみ
曲を一曲歌うためには、想像以上のエネルギーが必要です。そのため、部活が終わると、みんなで持ち寄ったお菓子を食べてエネルギーを回復させます。
先輩がギターを弾いてくれる
先輩が時々ギターを持ってきて、リクエストした曲を弾いてくれます。ギターの音色に合わせてみんなで歌うのは、合唱とは違う楽しさがあります。
他校との交流も刺激的
年に何回か、県内の合唱部員が集まって練習することがあります。100人近くで歌うので普段味わうことのない迫力があります
歌は人を幸せにする
私たちのハーモニーがホールいっぱいに響き、温かい拍手をもらうとき、頑張って練習してよかったと感じます。音楽は人と人をつなぎ、お互いを幸せにします。
高校生が一番声の伸びが良い時期だそうです。皆さんも合唱にあふれた青春を送ってみませんか。