新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休校になり、自宅学習をしている人が多いと思います。自宅で勉強していると、集中力を保つのがとても大変ですよね。集中して勉強するために便利なスマホの機能や、勉強の時間配分などについて、高校生記者に聞いてみました

「タイムラプス」機能で緊張感を持って勉強

「タイムラプス」というカメラの撮影機能を知っていますか?タイムラプスとは、特定の間隔で撮影を行い、それをまるでコマ送りの動画のようにできるという便利な機能です。このタイムラプス機能を使った、より緊張感を持って集中できる勉強方法について聞きました!

タイムラプス機能で自分の勉強風景を撮影

勉強風景を撮影したら集中できる時間が伸びた

私は、自宅で集中する秘訣として、一日にやること、1つの教科にかける時間を決めておきます。やるときはしっかり時間を計り、携帯をいじらないように、カメラのタイムラプスという機能を使って自分の勉強風景を撮影します。

そうすることで、携帯をいじらず集中することができるうえに時間にも縛られているので、だらだら勉強せず、集中できる時間が伸びます!

疲れたらしっかり休むのもポイントです。休むときも時間をしっかり決めて、やるときはやる、休むときは休むと、メリハリをつけると集中力も高まります!

ぜひ試してみてください。一緒に頑張りましょう!(mayuyun=3年)

緊張感を持って勉強に取り組む

スマホを触らずに勉強できてやる気につながる

私は集中力がなく、すぐにスマートフォンを触ったり、別のことをしてしまったりして、勉強を続けることが苦手でした。このままではいけないと思っていたとき、英語の先生から「タイムラプス勉強」をしたらいいよと教えてもらいました。

タイムラプスという機能を使って自分を撮影しながら勉強すると、スマートフォンをもう使っているので触ることもなく、カメラに撮られているという少しの緊張から真剣に取り組むことができるようになりました。

その後に動画を見ると達成感があり、今後のやる気につながります。集中力が続かず、スマートフォン依存から抜け出したいという方、ぜひ「タイムラプス勉強」試してみてください。(ひまわり・3年)

タイマー・ストップウォッチを使ってスピードアップに挑戦

集中力を保ちながら時間配分にも配慮したいという人におすすめなのが、タイマーやストップウォッチで時間を計る勉強法です。自宅にいると時間があるので、つい勉強が間延びしてしまいがちですが、時間管理をしっかり行うことで、集中できそうですね!

タイマー機能を使って集中力アップ

残り時間がすぐにわかって問題を早く解けるようになる

私の集中力を保つコツは、スマホのタイマー機能で時間を計ることです。私は集中力があまり続かないタイプなので、1時間に設定しています。

タイマーを使う利点は、残り時間が一目で分かることです。時計を見て行うのも良いですが、始めた時間を記憶したり、残り時間を計算したりする時間が、ほんの少しですがもったいないと思います。また、時計確認だと、今やっている勉強以外のことを考えてしまい、集中力が切れやすいです。

そしてタイマーのもうひとつのメリットとして、何をどこまでやるかなどの細かい目標と併用することで、問題を解くスピードに注意して進めることができ、問題を速く解けるようにもなります。ぜひ試してみてください!(JiWoo=2年)

ストップウオッチでスピードアップ!

時間配分がわかってスピードアップにつながった

私が勉強するときに必ず机の上に用意するものがあります。それはストップウオッチです。

「よし、勉強しよう!」とストップウオッチのボタンを押すとやる気がでます。そして、短い時間で勉強に集中できるようになりました。

私は科目によって、15分から30分くらいに設定します。長くしても集中力がもたないので、短めに設定して時間内に集中して覚える、解くことを実践しています。時間配分もわかってくるので、「もっと速く解ける!」とスピードアップにもつながります。

勉強は他者と比べるのではなく、自分との戦いです。だからこそ、勉強のスピードアップや、自分自身のオンオフの切り替えを楽しみながらできる、ストップウオッチ勉強法はおすすめです。(りこ・3年)

たくさんの課題を順序立てて取り組むには?

休校期間にたくさんの課題が出ている人もいるのではないでしょうか。どの科目から進めるか順序立てて整理できると、課題が進めやすくなりますよね。そんなときに役に立つ、スマホの機能を紹介してもらいました。

iPhoneのリマインダーを利用して課題を整理

リマインダーで課題を順序立てて整理

私は集中力を保つために、必要な時間に何をやるのかをiPhoneのリマインダーにまとめ、勉強をするときは腕時計を必ず身につけて取り組みます。

私の学校では、チャイムではなく時計を見て行動するということが基本的なルールになっているので、家でも時計を見て取り組むことを忘れないように腕時計を必ずしています。デジタル時計も良いのですが、腕時計などのアナログ時計は「あと何分で終わらせるか」という具体的な把握がしやすいのでおすすめです。

また明日の予定をリマインダーにまとめておくと、何をするかが前日に整理されて、朝一番から課題に取り組みやすくなり、新しい課題が来ても順序立てて進めることができます。(まじめがね。=2年)

必ず腕時計をして勉強に取り組む

効率よく集中できる時間は何分?

集中できる時間には、どうしても限りがありますよね。集中する時間と休憩時間との切り替えは、どのようにしたらうまくできるのでしょうか。受験生が実際に行なっている勉強方法を聞きました。

切り替えが大事

「30分切り替え法」で集中力が続く

私が実際に家で行っている集中力を保つ方法は、30分切り替え法です。

最初に、今日勉強する教科を決めて、30分で強制的に切り上げて教科を変えて何ターンも行います。そうすると気分を簡単に変えられるので集中力も続き、さらに自然と休憩時間も減ってきます!

今年は受験生で、このままで大丈夫なのかと思うこともあります。ですが、授業がないため新しい知識が入ってこないので、「高2までの復習をここで終わらせる!」という意気を持って頑張っています。

どんな気分になっても時間の長さは変わりません。受験生もそうではない方も一緒にこの期間を乗り切りましょう!(らむね=3年)