英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」(THE)が国内の大学の「教育力」を測って順位づけする「THE世界大学ランキング日本版2018」。大学の国際性を測る指標の一つとして公表された「日本人学生の留学比率」ランキングを紹介する。
留学比率は、日本から海外への留学を経験している日本人学生数を在籍学生数で割って算出した。学生の留学意欲や、大学の留学サポート体制の充実度を反映していると考えられる。
上位には名古屋外国語大学、東京外国語大学、関西国際大学など、「外国語」「国際」を冠した大学が並ぶ。宮崎公立大学や新潟県立大学など国際性の育成を理念にかかげる公立大学もベスト10に入った。公立大は30位までに6校が入った。国立大学で30位までに入ったのは、東京外大、お茶の水女子大学、東京医科歯科大学、京都大学、九州工業大学の5校だった。
「日本人学生の留学比率」上位30校
大学名の前の★は私立、◎は公立、無印は国立
1位 ★名古屋外国語大学 24.4%
2位 東京外国語大学 20.3%
3位 ★関西国際大学 19.8%
4位 ◎宮崎公立大学 17.9%
5位 ◎新潟県立大学 17.4%
6位 ◎国際教養大学 17.2%
7位 ★関西外国語大学 16.5%
8位 ★梅光学院大学 16.4%
9位 ◎福岡女子大学 15.7%
10位 ◎神戸市外国語大学 14.8%
11位 ★国際基督教大学 14.7%
11位 ★恵泉女学園大学 14.7%
11位 ★共愛学園前橋国際大学 14.7%
14位 ★豊田工業大学 14.3%
15位 ★創価大学 12.7%
16位 ★芝浦工業大学 12.6%
17位 ★昭和女子大学 12.4%
18位 お茶の水女子大学 11.5%
19位 ★城西国際大学 11.4%
20位 ★宮崎国際大学 11.3%
21位 ★立命館アジア太平洋大学 11.2%
22位 東京医科歯科大学 11.1%
23位 ★神田外語大学 10.5%
24位 京都大学 10.3%
25位 ★沖縄キリスト教学院大学 10.0%
26位 ◎横浜市立大学 9.6%
27位 ★上智大学 9.1%
28位 九州工業大学 9.0%
28位 ★京都外国語大学 9.0%
28位 ★麗澤大学 9.0%