創設2年に満たない甲府城西アーチェリー同好会の女子3人が、8月の全国高校総体(インターハイ)のアーチェリー女子団体で優勝した。同校生徒会はこの快挙を受け、同好会から部への昇格を提案。9月の生徒総会で可決され、10 月から部として活動している。
部員は部長の小野綾香、清水遥、村木友里の2年生女子3人と、男子の小林拓未(3年)。全員が山梨・敷島中学の出身だ。3人の女子部員は中学1年で競技を始め、「高校も同じチームで」と同校へ進学し同好会を作った。小野は「部になったからといって、何も変わることはない」と、これまで通り平日3時間、土日は9時間の練習に打ち込み部を引っ張る。目標はインターハイ連覇だ。(文・写真 東憲吾)