ジャズにチャレンジ 宮城 石巻北高校 吹奏楽部

普段はクラシックを演奏する2、3年生17人が、ジャズのビッグバンド「Ishinomaki North Jazz Orchestra」を結成。10月6日に神戸市内で開かれたイベント「神戸JAZZ2013」で演奏した=写真。

本番に先立ち、8月に神戸市の六甲山であった体験型講座に参加して、プロミュージシャンからジャズの指導を受けた。勝又法子さん(3年)は「クラシックにはない独特のリズムとノリが楽しかった」と振り返る。

本番では「東日本大震災の被災地を支援してくださった人たちに、感謝の気持ちを込めて演奏した」という。


全国弁論大会で活躍 千葉 佐原高校 弁論同好会 石井優亜さん(3年) 方波見咲絵さん(3年)

9 月21日に群馬県であった全国高校決勝弁論大会に出場した。石井さん=写真左=は「私のくまのぬいぐるみ めぐり逢い」と題し、人との巡り合いに感謝する思いを述べて優勝した。石井さんは「声に強弱を付けて、感情を込めて読みました」と話した。同じ学校の2人の成績を合計して競う団体の部では5位に入賞した。方波見さんは「2人で1位と2位になる目標は達成できなかったけれど、いい思い出になりました」と語った。

 

福島でミニSLを運行 京都 田辺高校 鉄道研究部

東日本大震災で被災した子どもたちを励まそうと、10 月5、6日に福島市の公園でミニSL を走らせた=写真。SLは1996 年に先輩が完成させたもので、12 人乗り。発電機で起こした電気でモーターを回して動かす。2日間で子ども約1000 人が乗車した。部長の大垣達矢君(3年)は「喜んでもらえてよかった。また被災地で運行したい」と話した。

 


考案したケーキが商品に 大分 日本文理大学附属高校 鈴木朋美さん(2年)

鈴木朋美さん=写真=が考えた「かぼすのシフォンケーキ」が、来年1月から大分県内のコンビニエンスストア「ローソン」で販売される。10 月16日に大分市内であった、県産食材を使った商品の選考会で選ばれた。鈴木さんはクラスメートに協力してもらい、カボスの皮や果汁の量を工夫するなど試作を重ねた。「選ばれてびっくり。協力してくれたみんなにも感謝です」と語った。

 


盛り上げよう いばらき総文

来年7月27日から31日まで茨城県内で開催される「第38 回全国高校総合文化祭(いばらき総文2014)」のプレ大会が、10 月12日につくば市の「つくばカピオ」であった=写真。県内の高校生や先生約1500 人が参加。生徒は吹奏楽や合唱で会場を沸かせた。大会の広報で生徒実行委員会の柴田佳奈子さん(日立第一高校2年)は「来年は、全国の高校生をおもてなしの精神で迎えたい」と語った。