築いてきた人間関係を急激に絶ってしまう行動は、「リセット症候群」と呼ばれることがあります。私は中学校卒業と同時にLINEアカウントを作り変え、人間関係をリセットした経験があります。(高校生記者・べいびぃ=3年)

中学卒業とともにLINEを作り替え

私は中学校時代、仲の良い友人がいませんでした。嫌がらせを受け、3年間は苦痛でした。クラスのグループLINEや仲良くもない人のLINEが目に入るたびに、嫌な気持ちになっていたのです。

そのため、中学卒業と同時にLINEのアカウントを作り替え、それまで持っていた連絡先を削除しました。

中学卒業とともにLINEのアカウントを作り替えた

「リセット症候群=悪」ではない?

ネット上では、「リセット症候群=悪」という意見を多く見かけました。「相手の気持ちを考えていない」「切られた側はずっと気にして生きていかなくてはいけない」などです。

しかし、好きな友人や楽しい思い出がある人の連絡先を、「削除しよう」と思う人は少ないでしょう。人間関係をリセットする人は、何らかの理由があって、前に進もうと決心してるからこそ、連絡先を削除しているのだと思います。

リセットは前進のあらわれ

リセットする人は、何らかの気持ちの変化があるなど理由があり行動していると思います。リセットされた側は、「連絡を絶つ前に一言言ってくれてもいいのに」とモヤモヤするかもしれません。しかし、私は「リセット=前進する気持ちのあらわれ」だと思います。「きっと前に進もうと思っているんだろうな」と感じてほしいです。