学校の授業についていけない、大学進学を目指して勉強したい……。塾や予備校に通う理由はさまざま。選び方が分からない高校生へ、大学生に高校時代通っていた塾や予備校を振り返ってもらい、選ぶコツを教えてもらいました。
【1】「自分のぺース重視」なら映像授業がおすすめ
映像授業の大手予備校に通っていました。自分のペースで授業を受けられ、理解できないときは動画を止めて見直せるところが良かったです。デメリットはなかなか質問できないこと。大学生チューターには質問できましたが、講師の方に直接質問はできず、理解が曖昧な部分がありました。部活後だと疲れて眠くなってしまい、集中力が持続しなかった時も……。(あや=大学1年)
【2】「質問しやすい環境か」をチェック
映像系の塾に通っていました。映像授業を見た後に、毎回必ず大学生のスタッフに学んだ内容を伝える形で、アウトプットする機会がありました。言語化すると復習にもつながります。何より質問の時間が確保されていたので、集団塾に通っていた中学時代よりも質問がしやすかったです!(Hautbois=大学1年)
【3】「自分にとって必要な授業」を厳選する
苦手な科目を厳選し、予備校に通いました。共通テスト対策、個別試験対策で、それぞれ授業をとっておけばよかったと今は思います。(yuunyan=大学2年)
【4】友達と一緒に通うメリットもある
地元の中では大手の集団授業塾に通っていました。中学生時代に、同じ系列の塾にお世話になっていたためです。私の地域は集団授業塾が少なく、学校の友達も多く通っていました。そのため、部活終わりに友達と一緒に塾に行き、授業を受けて一緒に帰るのが習慣になりました。先生が生徒を覚えているかも重要。先生が生徒一人一人の状況を把握し、親身にフォローしてくれたので心強かったです。(れーずん=大学1年)
【5】ライバルの有無でやる気がでるか確認
個別指導塾、集団授業塾共に経験しました。個別の方が作文や面接まで見てもらえました。私立で決められた科目のみの受験なら、個別の方が自分に合った進度で、自分に合った量の学習ができるのでおすすめ。ライバルがいた方がやる気が出るか、ライバルがいない方がいいかにもよるかと思います。(りとるしゃけ=大学1年)