成績を大きく左右する定期テスト。いくら勉強しても成績が伸びなかった私が、勉強への意識を変えたところ、学年1位を取れました。気づいたのは「量」よりも「質」が大切だということです。(高校生記者・エリース=1年)
がむしゃらに勉強、点伸びず落ち込み…
YouTubeや検索エンジンで「テスト 勉強法」や「高得点 取る方法」と検索すると、「スマホやゲームは制限して、復習・テスト勉強に励もう!」と出てくると思います。中学時代の私はとても真面目で、検索して出てきた情報は全てうのみにしていました。「テスト前はとにかく勉強をし続けることがすべてなんだ!」と思い込み、スマホとゲームは封印してひたすら問題集を解き続けていました。
ですが、結果は高得点というほどのいい点数は取れず、むしろ自分よりも勉強に時間をかけていない生徒が学年1位を取っていました。中学1、2年の間はこの状況が続き、だんだんと心が沈んで勉強はほとんどしなくなりました。
勉強は「質」が大事だと気づいた
しかし、落ち込んでいても定期テストはやってきます。私はテストへのやる気が完全になくなっていましたが、何もしないで受けるわけにもいきません。そのため、毎日ゲーム6割、勉強4割ほどの時間配分で勉強をしていました。
そのように勉強した結果、なんと勉強をし続けていたころよりも、少しでしたが全体的に成績が上がっていました。そこで私は、ただやみくもに勉強し続けるのではなく、「遊ぶときは遊ぶ、その分やるときはやる」という「質」を大事にすることが、成績アップへの近道だと気づきました。
リフレッシュになるならゲームもやっていい
それから私は、テスト期間でも時間を決めてゲームを楽しみ、その分勉強するときは本気ですることを意識しました。すると、中3のときには学年1位を獲得。高校生になった今でも、私はこの方法で高得点を取れています。
もちろん、ゲームやスマホのやりすぎはテスト期間には危険ですが、勉強のリフレッシュにはとてもよいかもしれません。ただ勉強をし続けるのではなく、自分に合った勉強法を探してみてください。