私は上智大学に総合型選抜で合格し、この春から通っています。どうすれば総合型選抜で合格をつかむことができるのか、おすすめの対策を3つ紹介します。(高校生記者・落書き猫=3月卒業)
【1】大学を知り尽くす
1つ目は「志望する大学について知りまくること」です。総合型選抜は「この大学に入りたい」という一方通行の思いだけでは受かりません。
「自分がどれだけその大学にマッチした人物なのか」「自分の人生のためにはこの大学での学びがどうしても必要」ということを大学に知ってもらう必要があります。パンフレットやウェブサイト、オープンキャンパスなどで大学の特徴を熟知しましょう。志望理由書や面接での受け答えに絡めて「この大学でなければならない」ことを伝えましょう。
【2】「何を学びたいか」を明確に
2つ目は「学びの明確化」です。その大学で、学部で、学科で何を学びたいのかを明確にし、学びのイメージの解像度を高めましょう。
その際、学びたい先生の授業内容まで踏み込んでいると、より具体的に伝わります。例えば「〇〇学科のA教授の××学という講義を受講したいです。それは自分の△△に必要だからです」といったかたちです。著作物や論文などを読んで、先生方の専門や思想の理解を深めておくことも有効だと思います。
【3】面接練習を録画する
3つ目は、面接練習の際に「自分が話している様子を動画に撮ってみる」ことです。声の大きさやテンポ、間など、自分ではできていると思っていても、あまりできていないことがあります。録画して客観的に見ることで、話しているだけでは気付けないことを見つけられます。聞かれた質問についても、録画を見返すことで「もう少しこうやって答えたいな」と自分をアップデートできます。
3つの対策を紹介しましたが、最も大切なのは準備をしっかりすることです。志望理由書は何度も読み直し、面接練習は何度も行います。そして振り返りを何度も繰り返し、自分の中で納得がいくまで準備をすることで、合格に大きく近づくと思います。