新学期が始まります。不安半分、ワクワク半分で迎える人も多いはず。そんな時に背中を押してくれる、おすすめの4月に聞きたい春うたを高校生記者に紹介してもらいました。

ワクワクしながら春を迎えられる

THE RAMPAGE「ハジマリノウタ」

新鮮な空気を吸い込むような爽やかなメロディー。テンポもいいので、聴いているとスキップしたくなります。「初めて見る景色飛び込んでゆこう」という歌詞は、「4月からの新生活を頑張ろう」と背中を押してくれます。

新しい環境に不安やドキドキはあるけど、一歩を踏み出す気持ちを与えてくれる曲です。「ハジマリノウタ」の曲名の通り、「はじまり」が盛りだくさんの春をワクワクな気持ちで迎えられる歌です。(みとたま=3月卒業)            

春の訪れを感じる

ヨルシカ「春泥棒」

桜の花が風にあおられて散っていく様子が、美しく繊細な日本語で描写されています。かけがえのない春の時間、その一瞬一瞬の美しさとはかなさを感じる春の定番曲です。春風の温かさや、日差しのまぶしさまで感じられるような、鮮やかな臨場感があり、春の訪れを感じるたびに聴きたくなります。「春泥棒」を聴きながら桜の並木の下を散歩するのが、毎年の春の楽しみです。(桜いをり=3月卒業)

夜の散歩で聴きたい

yama「春を告げる」

yamaさんのことが好きな友人に教えてもらった曲です。「春を告げる」という曲名の通り、私は冬から春にかけてよく聴いています。1日の中でも、特に夜に外出している時に聴きたくなるような曲です。聞いたあとは爽やかな気持ちに包まれます。(青=2年)

一人じゃないから大丈夫

DISH//「いつだってHIGH!」

新生活に不安を抱えている人に特に聴いてほしい曲です。私はこの曲の「それが出来れば簡単なのにな」という歌詞が好きです。うまくいくばかりではなく、諦めそうになる時もある新生活。それでも自分を信じて、前向きな気持ちにさせてくれます。

この曲を聴くと自分の背中を押されて、ちょっとだけ強い自分になれる気がします。曲の最後には「僕らならきっと出来ると思う」と、「僕」が仲間と共に進んでいる姿を想像させてくれ、「自分は一人じゃない」と思えて元気をもらえます。(CHOCOCO=2年)

共感が止まらない

YUI「CHE.R.RY」

この曲は思春期で、恋愛に興味を持ち始める高校生にはぴったりの春の季節の曲だと思います。特に「返事はすぐにしちゃダメだって 誰かに聞いたことあるけど かけひきなんて出来ないの」という歌詞は、SNSが当たり前の今の時代にもリンクしていて、共感します。「好きな人にアタックできない……」「恥ずかしい……」などの、恋ならではの悩みをスッキリさせてくれる曲です!(ふわめ=3年)

不安定な心に寄り添ってくれる

上野大樹「新緑」

多くの人の生活に寄り添ってくれるような歌です。特に私は、「春の匂いは悲しくて いつまでも僕を奪う」という歌詞が大好きです。なんといっても上野大樹さんの声がすごく心に響き、不安と楽しみがたくさんあって不安定になりやすい4月にとてもおすすめです!(りとるしゃけ=3月卒業)