中学よりぐんとレベルアップする高校の授業。教科数も増えます。ついていくためには、勉強習慣をつけることが欠かせません。どうすれば勉強習慣をつけられるのか、高校生記者たちにコツを聞いてみました。
毎日短い時間でもOK
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【1】毎日小さな目標を立てる
毎日何かしらの目標を立てることをおすすめします。「英単語帳を開く」「数学の問題を1問以上解く」など、小さい目標でもOK。取り組めば達成感が得られ、自信につながります。(水素水=2年)
【2】短時間でも必ず勉強する
どんなにやる気がなくても「英単語帳だけはやる」「教科書を開いてみる」など、毎日必ず、短時間でも何かしらの勉強をしています。できたら「やる気なかったのにここまでできた」と自分を褒めて、勉強習慣をつけました。(おむすび=2年)
【3】学校の課題を必ず提出
勉強習慣をつけるには、課題に取り組むのが手っ取り早いです。学校から出された課題は必ず提出しないといけないので、きちんと取り組めばだんだん勉強の習慣が身につきます。私はToDoリストを作って、やり遂げたら「好きなドラマを見ていい」「なにか食べていい」と決めていました。(みとたま=3月卒業)
通学時間を勉強時間に
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【4】通学時間に英単語学習
通学時間を使うことです。私は45分ほど電車に乗って通学していますが、必ず勉強しています。1年生のころから続けている習慣です。自習室やカフェなど、場所を変えると集中のスイッチが入る人には特におすすめです。私は英単語をやることが多いです。周りの人の迷惑にはならないように注意しましょう。(わっちょ=3年)
【5】電車内ではアプリで勉強
私は通学時間が1時間以上ありました。単語帳やスマホの勉強アプリに取り組んだり、読書をしたり……。「通学時間から学校の時間」と考え勉強しておくと後々楽になります。(りとるしゃけ=3月卒業)
予定の立て方にひと工夫
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【6】ToDoリストを活用
スケジュール帳を愛用しています。ToDoリストを使い、予定ややるべきことを分かりやすくまとめるよう心がけています。(青=2年)
【7】自分の生活リズムで予定を立てる
自分に合った生活リズムを見つけることが大事です。高校では、中学のように「締め切り直前で急いで終わらせる」技は通用しません。計画的に課題を終わらせるためには、なるべく負担がかからず取り組めるスケジュールを組むとよいです。自分が朝型か夜型かなどを考えて、1日の予定を組みましょう。(むく=2年)
モチベーションをアップする
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【8】勉強の目的を明確にする
「何のために勉強しているのか」を明確にすることが大切です。「専門学校や大学に進みたい」「希望の仕事に就きたい」などと自分の目標や夢を思い出すと、それに向かって勉強が進むと思います。目標や夢に向かって勉強を共に頑張っていきましょう。(ふわめ=3年)
【9】勉強内容と時間を記録
勉強時間を記録すること。私は、勉強内容と時間をスケジュール帳に書いています。「これだけ勉強した」というモチベーションにもなります。各科目の勉強時間を把握しておけば、テスト勉強の計画なども立てやすいです。勉強用の手帳「スタディプランナー」も市販されています。計画を立てる欄と実際の勉強時間を書く欄が両方あるので、それを活用するのもおすすめです。(桜いをり=3月卒業)