わからない問題を放っておかず、しっかり理解することが成績アップへの近道です。どうやって向き合えばよいのでしょうか。高校生記者に聞いてみました。

【1】わからない部分を明確に

参考書などの解説をしっかり読んでもわからない場合は、ふせんを付けて学校の先生に質問に行きます。ポイントは「どこからわからなくなったのか」「どこがわからないのか」を明確にして質問に行くこと。問題の意味、計算式の出し方など、わからないポイントを分析しておけばスムーズに質問できます。(桜いをり=3年)

【2】解説読んでから先生に質問

まずは参考書などの解説をしっかり読みます。それでも分からなかったら先生や席が近い人に聞きます。先生に聞くと、解説にはないポイントや攻略法も教えてもらえるので、とても理解しやすいです。(みとたま=3年)

わからないところを把握してから質問する(写真はイメージ)

【3】自ら説明で理解度アップ

先生に解説してもらってから、その場ですぐに自分で問題の説明をします。説明を先生に聞いてもらい、合っているかどうか確かめてもらうことをオススメします。そうすることで、正しく問題を理解することができ、理解度も向上します。(Hautbois=3年)

【4】メールで聞く

担当教科の先生に質問して、わからないところをなくすようにしています。私の学校では生徒にメールアドレスが配布されているので、先生の連絡先がわかる場合はメールなどで質問します。「今、先生忙しいかな」と不安にならずに質問できます。仲の良い先生がいる場合は、その先生に頼ってみるのも良いと思います。(ひかりん=3年)

質問しやすい先生に聞いてみよう(写真はイメージ)

【5】アプリを使って質問し合う

わからない問題がでてきたときには「Clearnote」というアプリを使っています。

Clearnoteは自分で作ったノートを共有したり、わからない問題を質問し合ったりできるアプリです。同年代から解説がもらえてわかりやすいです。(ふうくあ=2年)

【6】基礎に戻って確認

似たような問題や基礎問題に戻って考え直します。スタディサプリやYouTubeの解説動画を見て、なるべく自分で解決できるよう努力しています。それでもわからなかったら、学校の先生に質問します。(青=1年)

基礎問題に戻って考える

【7】時間をかけてじっくり考える

時間に余裕があるときはじっくり考えます。数学でわからない問題に出会ったら40分くらい考えることも。急いでいるときは、解説を見て理解します。時間の有無で勉強の方法を変えて、効率のよい勉強ができるようにしています。(のすこす=1年)