中高生の間では、スマホでノートを撮って先生に提出したり、友達に共有したりするのが当たり前となった。コクヨは、そんな学習環境の変化を反映した新しい「キャンパスノート」を12月に発売。平らに開けて使いやすく進化した新ノートの魅力を紹介する。(文・野村麻里子、写真・コクヨ提供)

どこを開いても「フラット」

12月13日に発売される「キャンパス フラットが気持ちいいノート」(コクヨ)は、「どのページを開いても平らに開く製本方法」を使っているのが最大の特徴だ。特殊なとじ方をしているので、ノートの真ん中に生じやすい「ふくらみ」がなくなり、平らな状態で使える。フラット具合は、新旧のノートを見比べれば一目瞭然だ。

旧ノート(画像上)とフラットノート(画像下)。比較してみると平ら具合がはっきりわかる

スマホで撮影しやすい

開発のきっかけは、中高生の学ぶスタイルの変化にあるという。「ノート開発にあたり、数多くの中高生にヒアリングを重ねてきました。普段どのように授業ノートを使っているか話を聞いたところ、スマホでページを撮影する人が多かったんです。自分自身で見返したり、友人に送ったり、先生にノートの画像を提出したり……」(コクヨ企画開発担当・絵馬多美子さん)

スマホで撮ろうとしても、ページにふくらみがあると文字がゆがみ、きれいに画像化できない。だが、新商品を使えば、手で押さえなくても端から端までストレスなくページを撮影できる。

平らなのでスマホできれいに撮影できる

時間の記入欄を導入

もう一つの特徴は、ページ上のページ番号記入欄がなくなり、代わりに「時間の記入欄」ができたこと。「中高生にアンケートをとったところ、タイマーを使って学習している人が約6割もいました。測った時間を記録している人も多かったんです。一方でページ番号欄を活用している人を見たことがなく、思い切って時間記入できるように変えました」(絵馬さん)

時計のマークと共に、時間を記入する「Time」欄を設けた

時間記入欄を導入したのは初となる。口コミなど反響を見て、他のノートシリーズにも導入するかを決めたいという。

見開きでノートが取れる

罫線(けいせん)は左右のページで途切れずつながっており、端から端まで記入できる。タイトル欄は従来に比べ広めにとられていて、メリハリあるノートづくりを実現。「見開きでノートを取る」ことも容易にできる。

■英語ノート例

英語ノート例。見開きで使えるので、英文を見やすくノートに取ることができる

■化学ノート例

化学のノート例。図解をまとめる際も見開きだとよりわかりやすくまとめられる

A罫(けい)とB罫の2種、色は緑・ピンク・青・黄・グレーの5種。1冊210円(税抜き、メーカー小売価格)、3色セットで630円(税抜き、メーカー希望小売価格)。ストレスフリーの「気持ちいい」ノートを、ぜひ体感してみてほしい。

キャンパスフラットが気持ちいいノートを10人にプレゼント!

高校生新聞編集部LINE公式アカウントとお友達になってから、「ノートプレゼント希望」と明記の上、「学校名・学年・性別・記事の感想」をメッセージに書いて送ってね。1月30日締め切り。応募資格は高校生・中学生に限ります。当選者には編集部からメッセージでお知らせします。