高校卒業後の進路希望を、誰にどこまで話しますか? 高校生新聞オンラインで5月に公開した記事では、「マウントを取られるのが怖く、仲のいい友達にも合格するまで話さない」という声を紹介しました。読者の高校生から届いた、さまざまな意見を紹介します。
仲のいい友達には話す
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【1】モチベーションが上がる
仲の良い友達には話しています。自分と同じ大学を志望していたり、目指すところが同じだったりすると自分も頑張ろうと思えます。違う進路だとしても、さまざまな選択肢があるんだと気づくことも多いです。(雪兎=3年)
【2】後に引けないようにする
志望学部と将来の夢を仲のよい友達に話しています。話すことで後に引けないようにしています。学校の先生には大学名・希望学部・学科など話しています。先生の担当教科に近い進路希望なので、アドバイスを受けています。(テルビウム=2年)
【3】応援してもらえる
友達に「将来はお菓子を作る仕事に携わりたい、お店を持ちたい」と話しています。友達は「応援してるよ!」「お店開いたら常連さんになる!」と言ってくれます。応援してもらってとてもうれしいし、私の勉強とお菓子作りのモチベになるので友達の言葉には感謝しています。(きゅうり=3年)
聞かれたら話す
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【4】協力して大学調べ
私は聞かれたら話します。仲のいい友達とはお互いにやりたいことは違いますが、目指す系統が同じなので、意見交換や大学調べを協力してやっています。ばかにされたりマウントを取られたりすることは全くなく、卒業してからもずっと仲良くしたい友達です。(あやね=3年)
友達には話さない
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【5】なりたい職業は秘密
自分のなりたい職業に就いている方と一部の先生にしか話してないです。クラスメートに聞かれたときは、「大学に行ってから就職したい」と伝えてます。仕事のことは話していません。(とと=2年)
【6】しょうがなく親には言った
友達には正直、受かるまで言わないと思います。進路希望調査に親の印鑑が必要だったので、それを機に行きたい大学とその理由を両親には話しました。「たぶん無理」みたいな反応をされたのですが、私の場合は受験勉強にこれからお金がかかりそうで、親の協力は必要不可欠だと思っていたので話せて良かったと思います。でも、まだ先生には第1志望校を言っていなくて、これから三者面談で言うことになると思うとすごく不安です。(Aurora=2年)
【7】第1志望校は先生にだけ
第1志望校は憧れている学校の先生1人にしか言っていません。親や友達にはもう少しレベルの低いところを言っています。でも、どっちの大学も興味があります。友達とは、具体的な学校名はまだ出さずに話しています。友達の中には具体的な学校名を言う子もいれば、進学するか就職するかも何も言わない子もいます。人それぞれって感じです。(綴=2年)
いろいろな人に話す
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【8】堂々と夢を語る
小さいときから今までずっと、なりたいものなどは誰にでも話していました。ばかにされようと「見返してやる!」という気持ちだけはなぜか強いです。堂々と夢を語ってもばかにされることはないと思っています。実際私の周りはばかにするどころか、「ちゃんと目標があってすごい」と言ってくれます。私は夢や進路などがある程度決まってることに誇りを持って生きています(笑)(つちぷりん=2年)
【9】サボれないように言う
私は看護大学に行って看護師になると小学生のときから決めていて、いろんな人に話しています。自分の決意を言うことで、自分自身がサボれないようにしています!(もっちゅうぃ=1年)