もうすぐ夏休み。いつもより時間のある長期休みには、学校のあるときにはできない勉強ができます。長期休みを有効に活用するための勉強術を、高校生記者たちに聞いてみました。

勉強計画をたてよう

【1】目標を紙に書き出す

夏休みは自由時間が多くなる分、あらかじめしっかりと計画を立てておくのがおすすめ。勉強の目標を紙に書き出して、達成するために「やるべきこと」を各週の予定に組み込んでいくと、計画が立てやすくなります。(桜いをり=3年)

遊びも勉強も計画を立てて両立(写真はイメージ)

【2】勉強量を把握する

しっかり計画を立てて勉強します。遊ぶ日と勉強する日を把握して、学校の課題や自分のやりたい勉強を1日にどれくらいの量をやれば終わらせられるか考えます。コツは時間ではなく、量で分けることです。(にこ=3年)

【3】予定は詰め込み過ぎない

あまり勉強の予定を詰め込みすぎず、「ちょっと少ないかも?」と思うくらいにしておくと、計画倒れしにくいです。勉強の計画もしっかりこなしながら、ぜひすてきな夏休みにしてください。(桜いをり=3年)

【4】とにかく毎日勉強する

毎日勉強をすることが一番重要です。暑さや夏バテでやる気がそがれることもたびたびあります。そんな時は単語など暗記ものから手を付けると、夏休み期間中に少しずつ知識を積み上げられます。(茶豆=3年)

【5】朝勉強がおすすめ

昼は暑いので朝に勉強します。涼しいだけでなく、日中も心の余裕をもてます。(rim=1年)

わからないことを減らそう

【6】復習に力を注ぐ

夏休み前に学んだことの復習は絶対やるべき。予習より復習に使う方が夏休みは有効活用できちゃう! 「わからない」から「わかる」状態にしておけば、夏休み明けの授業についていけちゃいます。(りとるしゃけ=3年)

苦手科目の克服は夏休み中に

【7】模試や定期テストをやり直し

模試や定期テストのやり直しをします。国語は長文をひたすら解きます。文や段落のつながりを意識し、頭の中で整理しながら解くのがおすすめ。数学は、夏休み前に先生から苦手分野の問題をもらって勉強。理科、社会は学校から出される課題を何度も解いて頭に入れます。英語は、リスニングや単語の1日でやる範囲を決めて勉強います。(みとたま=3年)

【8】苦手科目を克服する

苦手科目の克服がおすすめです。私は数学が苦手なので、この夏は定期テストや模試で見つけた自分の不得意な分野を問題集で克服する予定。数学の問題集は、まず1回解いてみる→できなかった問題に印をつける→印がついた問題をもう一度解いてみる。解けたら○をつける→なくなるまで繰り返す……という方法がおすすめです。(あなご=3年)

勉強方法を工夫しよう

【9】SNSの勉強を参考にする

インスタグラムやYouTubeで紹介されている勉強法を実践しています。数あるオススメの中で、自分が納得したものや気に入ったもの、自分のレベルに合っていて実践できそうなものを組み合わせてオリジナルを作ります。実践して自分に合うかどうかで、その都度アップグレードすることが大切です。(ふにちゃん=3年)

自分に合った勉強法を探そう(写真はイメージ)

【10】勉強場所を変える

ずっと同じ場所で勉強すると集中力が持ちません。家だけでなく図書館、カフェなど場所を移動して勉強するといいと思います。(にこ=3年)