「学校のテストで順位を上げたい」とお考えの皆さん、周りと差がつく勉強法、知りたくないですか? 私が高1で学年9位になれた際の勉強法を、3つのポイントに分けてお伝えします。(高校生記者・あなご=3年)

【1】暗記ペンで「オリジナル問題集」作成

1つ目のポイントは「教科書やノートの用語をしっかり覚えること」です。テストは教科書や授業中の板書をもとに作成されるので、ノートや教科書にはテストに出る大事なポイントが詰まっています。それらを覚えることから始めましょう。

教科書は要点がしっかりまとまった一番の問題集。何度も覚える

おすすめは「暗記ペン」を使うことです。教科書やノートの用語に線を引きまくります。そこを赤シートで隠して文字を消せば、自分だけの「オリジナルの問題集」の完成です。これを使って細かい用語まで確実に覚えて、知識問題で無双しちゃいましょう! 

【2】問題集を3周は解く

2つ目のポイントは「問題集に繰り返し取り組むこと」です。この問題集とは、教科書やノートに暗記ペンを引いて作った「オリジナル問題集」も含まれます。

問題集の取り組み方の一例。繰り返し解くことは本当に大切

皆さんは教科書や問題集を1度読んだだけ、解いただけで満足していませんか? 人間1度だけでは理解することができません。少なくとも3周は繰り返し解きましょう。3周繰り返すことで用語はもちろん、その単元で問われやすい問題のパターンも覚えることができます。パターンを覚えれば、テスト本番に「問題集で見た問題だ!」を連発できること間違いなしです。

【3】間違えた問題をつぶす

3つ目のポイントは「分からない問題をなくすこと」です。2つ目のポイントで3周解いた問題集の中で、間違えた問題はいくつありますか?

演習用のノート。解答をよく読んで解法をきちんと書いておく

間違えた問題は「まだ分かっていない問題」です。この間違えた問題をどれだけクリアできるようになるかで大きく差がつきます。正解できるまで何度も解き直しましょう。もし理解できない箇所があったら必ず先生に質問して解決してください。解ける問題が増えれば高得点高順位も夢じゃありません。

以上の 3つのポイントの共通点は「何度も繰り返し取り組む」ことです。「繰り返す」というプロセスはテスト勉強において非常に高い効果を発揮します。実際私もこの勉強法を行った高1の時のテストでは、なんと学年で9位になれました。「次のテストでは絶対に順位を上げたい!」と思っている人は、ぜひこの3つのポイントを実践してみてください。