かわいい文房具を使えば、気分も上がり勉強も楽しくなるもの。昨年11月に行われた文具の祭典「文具女子博 2022」(日版セグモ主催)を取材し、おすすめしたい「最新ボールペン」4選を紹介します。(吉田るな=大学生ライター、価格は税込)
擦るとインクの色が変わる
ILMILY Color two color(PILOT、275円)
昨年10月に発売された、「ILMILY」ブランドの第3弾「ILMILY Color two color(イルミリーカラートゥーカラー)」。「できるようになったことが一目でわかる」がコンセプトで、色の組み合わせは8種類。こすると摩擦熱で筆跡の色が変わるのがポイントです。

私はグレープ・ラベンダーを購入。鮮やかなグレープカラーをラバーでこすると、淡いラベンダーカラーに変化。色味が統一されているのでTo Do リストがごちゃごちゃせず、とても気に入っています。
文具女子博当日は初日にも関わらず、「ナイト・サクラ」が完売してしまうほどの人気でした。他にも、1日の中で終わった予定を把握するのにも使えるので、勉強のタスク管理にもピッタリです!

「カチッ」という音がしない
Calme(ぺんてる、単色・165円、3色・440円)
塾の自習室や図書館などの静かな場所だとボールペンのノック音が気になる……という皆さんに朗報です。「Calme(カルム)」は「カチッ」という音がしないので、気兼ねなく色を変えられます。

グリップは革シボ加工のゴム製。開発者によると、一眼レフカメラの握る部分に使われている加工技術を応用して、グリップ模様を施しているそうです。握ってみると、長いグリップなのでペンに当たる手が本当に滑らないのがとても便利でした。スタイリッシュで落ち着いた「静か」なたたずまいもすてきです。
8色を1本にギュッと集めて
マルチ 8(ぺんてる、単品2200円・セット3300円)
理系科目などの図を描くことが多い科目で、3色だけではわかりづらい……と悩んだことはありませんか? 「Multi8(マルチ8)」はなんと、色鉛筆芯を8本収納することができます(別モデルの「SUPER Multi8(スーパーマルチ8)」は、ボールペン芯3本のほか、蛍光芯など収納可能)。大きなペンケースを持つのは嫌だけど、たくさんの色を使いたいという人におすすめです。

美術関係のプロも愛用するという商品。美術系を進路の視野に入れている高校生には特にオススメです。

6種類の黒で周りと差をつけて
ボールサインiD(サクラクレパス、220円)
6色の黒いインキが特徴の「ボールサインiD」。ピュアブラック、ナイトブラック、モカブラック、フォレストブラック、カシスブラック、ミステリアスブラックのカラーバリエーション。ベーシックに使う黒だからこそ、色のニュアンスにこだわれば個性が光ること間違いなしです。

インキペンならではの書き心地と、見た目のスタイリッシュさが抜群で、普段使いの中にこだわりが演出できます。0.4mm、 0.5mmの2つが選べるのもうれしいポイントですね!

文具大賞2022を受賞したペンで、ちょっとした "おしゃれ気分" を味わいながら周りと少し差をつけてみませんか?