立ちくらみや倦怠感が起きる起立性調節障害。読者の焦げたハンバーグさん(高校2年女子)はこの病気が原因で気分が落ち込み、つらい日々を送っていました。救ってくれたのは、スマホゲーム「あんさんぶるスターズ!!」。立ち直るまでの日々を明かしてくれました。

起立性調節障害で不登校になりかけ…

私は高校1年生の頃、起立性調節障害と診断されました。自分自身を責め、何をやっていてもあまり楽しいと感じず、だんだんと不登校に。それまで応援していた推しにも冷めてしまいました。

転機が訪れたのは高校2年になった今年の春。小学生の頃からの親友がスマホゲーム「あんさんぶるスターズ!!」(通称あんスタ)を勧めてきたのです。

焦げたハンバーグさんが集めた「あんスタ」グッズ

あんスタは、いわゆるアイドルプロデュースゲーム。それまでスマホゲームにハマった経験もなく、二次元の男性アイドルにも興味を持ったことがなかった私。半信半疑でインストールし、プレイしてみました。

アイドル育成ゲームにハマった

すると、どの曲も魅力的! 特に「Switch」というグループの曲「Magic for your “Switch”」の歌詞がとてもすてきで、思わず泣いてしまいました。まるで、小さい頃に空想していた優しい魔法使いが、魔法をかけて後押ししてくれるよう。

当時不登校になりかけて、毎日なんとなく過ごしていた私に、切り替えるための「Switch」を押してくれました。Switchの曲は元気になれる曲がたくさんで、マイナス思考に陥りがちな私にとっては本当に心救われます。

他のグループの曲もすてきな曲ばかり。曲調もグループによって全く異なり、どんな人でも自分好みのアイドルと出会えるようになっていました。

今では去年よりも起きられるようになり、症状も軽くなっています。しんどい毎日を過ごしていた私を救ってくれた「あんスタ」には感謝しかありません。これからも自分のペースでオタ活を楽しみたいと思います。(高校2年女子·焦げたハンバーグ)

編集部にあなたの声を聞かせてください

この記事は編集部に届いた読者の声をもとにしてつくりました。

あなたが学校生活を送る中で困っていることや疑問に感じていること、同世代の他の人たちに伝えたいこともぜひLINEアカウント「高校生新聞編集部」に送ってください。

メッセージの最初に原稿のテーマ、学年·性別(さしつかえなければ)·ペンネーム(ア カウント名は掲載しません)を明記してください。

読者の方に読みやすく、分かりやすくするために、投稿の趣旨を変えない範囲で短くしたり、表現や表記を添削させていただく場合があります。掲載できない場合もあります。記事で紹介させていただく場合は編集部から連絡します。