「陰キャ」を自認し、「陽キャ」の視線を気にしていた読者のすずめさん(高校2年女子)。自分に自信を持てたのは、推しのアイドルSixTONES・松村北斗さんの言葉だと言います。どう自分の心と向き合ったのか、教えてもらいました。
ペアを作るときに1人余る「陰キャ」の私
私はクラスでもそんなに目立っている方ではありません。俗に言う「陰キャ」に近いと思います。「陽キャ」と呼ばれるような人たちはどこのクラスにも数人はいて、日々の学校生活の中でも「スクールカースト」という言葉はとても身近に感じられます。
陰キャだと感じている自分が一番困るのは、体育の授業です。ペアやグループを作る際、人数が合わずに自分だけ余ってしまいます。私の通っている高校は、いじめはありません。1人でいても全く気にならないのですが、「陽キャの人から自分はどのように見られているのか」……それを感じてしまうことが嫌です。
松村北斗さんの言葉で自信がついた
そう感じていた時、私の推しのSixTONES・松村北斗さんがテレビ番組に出演していました。その際「自分は陰キャだ。友達が少ない。休み時間はリアル二宮金次郎だった」と言っていたのです。
あんなに素晴らしいジャニーズの方が、私と同じように、休み時間に単語帳や本を読んでいたとおっしゃっていて、私は少し心が落ち着きました。それ以来、陰キャということに自信を持てるようになりました。
私は松村北斗さんのことを、本当に尊敬しています。あの言葉はいつでも私の味方です。こんな言い方したら申し訳ないかもしれませんが、「自分を陰キャだ」と感じている皆さんも、自信を持って私と一緒に「リアル二宮金次郎」しませんか?(高校2年女子・すずめ)
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