「勇気を出す」のは難しい。ただ、後悔しないために必要なことです。私が勇気を出して学校でクイズサークル(同好会)を作り、クイズ大会に出場した経験を通して学んだことを伝えます。(高校生記者・Liz=3年)
クイズ番組大好き「私もプレーしたい」
昔からクイズ番組が大好きだった私は、次第に自分でプレーしたいと思うように。そこで、「私と同じようにクイズをしたい人がいたら、コミュニティーを作ることは皆の役にも立つのではないか」と考え、高校1年の秋にサークル設立を決意しました。
メンバーを探すために、自分のSNSアカウントを通じて同じ学校の生徒に呼びかけました。その結果、他学年の生徒も含めて20人以上を集め、無事に設立できました。
不安を持ちながら進めていた私にとってこれは大きな自信となったのです。
大会に出場したい…先生を説得
仲間とクイズの練習ができるようになると、「大会に参加したい」と考えるようになりました。テレビ局が開催している二つの大会参加を希望していました。
ここで、問題が……私の通う高校はメディア露出に厳しく、テレビ局開催の大会はあまり良い顔をされません。でも、諦めたくない。とても信頼している先生に相談し、熱意を伝えて何とか他の先生方と掛け合っていただけないか、お願いしました。
結果、大会出場が認められました。どちらも予選突破はできませんでしたが、とても良い経験になりました。
一歩踏み出す大切さ学んだ
サークル設立、大会出場……勇気を出した2つの経験から、全力で挑むことの大切さ、支えてくれる人への感謝など、多くのことを学び、気づき、得られました。何より強く感じたのは、「一歩踏み出すこと」の重要性です。
やってみなければ何も始まりません。1人が不安であれば、支えてくれる人は周りにたくさんいます。どんな形でも、まずは一歩、踏み出してみませんか?