私は中学2年のときに病気で長期入院をし、中学3年で復学、その後第1志望の高校に合格しました。つらい時、苦しい時に頑張ることができているのは、推しのアイドルグループ・SixTONESに元気をもらっているからです。(高校生記者・Iori=2年)

入院中、推しのステージを楽しみに

私がSixTONESを知ったのは、彼らがまだジャニーズJr.の時。

高い音楽性とパフォーマンスに一瞬で魅了され、呼吸を忘れるほどの衝撃を受けたことを今でも覚えています。入院中も毎週見ていた「ザ少年倶楽部」(NHKの音楽バラエティ番組)では、彼らが全力で音楽を届けてくれるステージがいつも楽しみでした。

SixTONESのCD。音楽への情熱が伝わってくる作品ばかり

私が退院した後、すぐにコロナによる自粛生活となったときも、彼らに救われました。

体調のせいで思うように勉強ができないとき、受験生として焦りを感じたときなど、SixTONESの音楽に何度も助けられました。

どんな音楽を聴いても他人ごとのように思え、歌詞が頭を上滑りするほど気分が沈んでいたときも、SixTONESのデビュー曲「Imitation Rain」だけは聴くことができたほどです。悲しいこと、つらいことを静かに肯定する優しさと、心をそっと支えてくれるような強さが共存するこの曲は、今も大切な1曲となっています。

学校の先輩やお兄さんみたいな存在

SixTONESのYouTubeチャンネルで毎週投稿される動画も、私にとって欠かせない存在です。ゲームなどの企画動画では、パフォーマンスの時とは違う、メンバーの素顔、和やかな姿を見ることができます。それぞれの個性も際立ち、何より兄弟のような仲の良さが魅力です。

まるで学校の先輩やお兄さんのような親近感があり、動画を再生するたびに笑顔になってしまいます。毎週金曜日のSixTONESのYouTubeは、私にとって頑張った1週間のご褒美です。

好きの気持ちに自信を持って

SixTONESの「光る、兆し」という曲の中に「諦め悪い歴戦の勇者 傷を誇り果敢に挑め」という歌詞があります。これは、長い下積みを経て努力と実力で夢をつかみ続ける6人にぴったりな歌詞です。また、それと同時に、私が大切にしている言葉でもあります。

SixTONESは、くじけそうな時に何度も支えてくれた存在であり、私にとって、どんな宝石よりも輝く、最高にカッコいい「推し」です。みなさんも、自分の「好き」の気持ちに自信を持って、推し活を楽しんでください。