多忙な高校生にとって、長期休みがある夏は思い出の作りどき。アツイ青春を彩ってくれる、夏にぴったりな曲を高校生記者に紹介してもらいました。
夢に向かって頑張る人へ
なにわ男子「夢わたし」
2021年の夏の高校野球応援ソング。よくテレビで流れ何度も聴き、ものすごく耳に残っています。とても爽やかな曲調で夏の暑さも吹き飛ばしてくれます。「夢わたし」というタイトル通り背中を押してくれる曲。夢に向かって一生懸命頑張っている方にぜひ聴いてほしいです!(もりよ=2年)
爽やかで、甘酸っぱい青春
緑黄色社会「夏を生きる」
2020年の春、新型コロナの影響でアルバムのリリースが延びた中、夏に配信リリースされた曲。秋にリリースされたアルバムでも、「夏を生きた盤」に収録されました。爽やかな青春の甘酸っぱさを感じました。MVはアニメのような仕様になっていて、そちらにも注目してほしいです。(古本屋の古書=2年)
青春が全部詰まった夏ソング
Mrs. GREEN APPLE「青と夏」
歌詞の内容やMVから青春の甘酸っぱさが伝わってきて、高校生活を彩ってくれる曲。「“傷つき疲れる”けどもいいんだ」という歌詞からはエネルギーと切なさが伝わってきて、ついつい自分の経験と重ねてしまいます。「学校で授業を受けて友達と話し、部活に参加して帰ってくる何気ない日々も、過ぎ去ってしまえば二度と帰ってこない貴重な時間だ」ということに気付かせてくれる曲です。(ゆりがらす=1年)
印象的な歌詞にも注目
YOASOBI「あの夢をなぞって」
ikuraさんのしっとりとしたアカペラから始まり、そこから疾走感のある曲調に変わっていくところがとても爽やかで、夏にぴったり。花火が打ち上がる時の高揚感や緊張感が、そのまま恋愛のドキドキ感につながる歌詞も、とても印象的。原作の小説を読むと、タイトルの「あの夢をなぞって」の意味にはっとさせられるので、ぜひ併せて読んでみてください。(桜いをり=2年)
日本語の美しさにほれぼれ
ヨルシカ「花に亡霊」
映画の主題歌にもなった曲です。日本語の美しさや繊細さを再発見できるようなきれいな歌詞が印象的で、夏になると聴きたくなります。夏の日差しのまぶしさが感じられるのに、どこか涼やかではかない雰囲気があるところが、私はとても好きです。ボーカルのsuisさんの歌声も、歌詞のひとつひとつを優しく包み込むような柔らかさがあり、癒やされます。(桜いをり=2年)
国民的アーティストの豪華コラボ
嵐、ゆず 「夏疾風」
ゆずの北川さんが嵐に楽曲提供したもので、後にゆずの「YUZUTOWN」というアルバムでカバーしています。疾走感あふれるサウンドに夏の爽やかな風を感じられます。両アーティストバージョンを聴いてみると、雰囲気が違ってとても面白いです。(古本屋の古書=2年)
何だか懐かしい気持ちに
井上陽水「少年時代」
この曲があるゲームで使用されているのを聞いてから、「夏といえばこの曲だ」と思うようになりました。元気なノリのいい曲も好きですが、夏の夕方にこの曲を聴くと、しっとりとした切ない気持ちになります。
夏休みを満喫していた小学生の頃を思い出して、懐かしい気持ちにもなります。みなさんもぜひ、この曲を聴いて感傷に浸ってみてはいかがでしょうか。(Sumi=3年)