大学入試センター

大学入試センターは1月15日、2022年度大学入学共通テストの1日目で3人の受験者が再試験の対象となったと発表した。

福島大学の試験場では2人が再試験対象となった。同試験場では、強風による交通機関の遅れのため、地理歴史の試験開始を30分遅らせていたが、2人は繰り下げられた試験開始を知らされなかったため、試験開始時刻を過ぎても控室に取り残されていたという。

関西国際大学(兵庫県)の試験場では、地理歴史の試験を受けていた1人が、日本史Bを解答する予定だったが、誤って日本史Aを解答していたことに気づいて変更したいと申し出たところ、監督者が誤って「変更できない」という返答をしてしまったという。本来は、試験中に変更して構わなかった。

再試験は、試験実施上の事故や災害などで試験が完了しなかった受験者が対象。1月29・30日に、病気などで本試験を受けられなかった人が対象の追試験とあわせて実施される。