私は小さな頃から料理が大好きで、自分の食事は自分で作るという生活スタイルをしています。実は料理を自分で作ることのメリットはたくさんあるんです。そんな私の趣味である料理の魅力を紹介します!(高校生記者・りっつ=2年)

1、自分に足りない栄養素がわかるようになる

私は料理を作る際いつも「あすけん」という栄養計算アプリを使用し、どんな栄養素が自分に足りないかを見ながら作るようにしています。

家族の中でも人によって不足している栄養は違うので、自分に合った食事を作ることで体調管理ができます。

栄養計算アプリ「あすけん」で計算したある1日の食事

2、自分の気分に合わせて好きな物を食べられる

私が思う自分で食事を作る最大のメリットはこれだと思います。

やはりその日の気分によって食べたいものは変わるので、自分の食べたいものが食べられるというのはすごくうれしいことです。

ある日の朝食。大好物のとんぺい焼きで朝からテンションをあげられる

3、料理の技術がUPする

毎日毎食欠かさずキッチンに立っているので、格段に料理の腕が上がります。ですので、家族のお祝い事の際には特別な料理を作ってあげることができ、とても喜んでもらえるので達成感があります。

両親の結婚20周年記念のお祝いで作った食事

4、体調に合わせた食事が作れる

料理は経験値がとても大切なので、作れば作るほどレシピが増えますしアイデアも浮かびやすくなります。ですので、この力を使って自分の体調に合わせた食べやすい料理を作ることができるようになります。

体調の悪い日の朝ごはんに作った中華風がゆ。消化によく、胃も温められる

5、QOL(生活の質)が上がる

私は毎晩、栄養バランスを考えながら次の日の献立を考えるようにしています。ですので、毎朝起きたとき、その日の食事がすごく楽しみで一日のやる気が湧いてきます。特にまだ作ったことのないメニューを作る日は、とてもわくわくします。

作るのが特に楽しいお菓子。これは今年の母の誕生日のケーキ

6、作業効率が上がる

料理はやはり出来たてが一番おいしいので、段取りがすごく大切になります。ですので、どの料理を先に作り始めるかを事前に考え、よりスピーディーに効率よく作れるよう工夫する力がつきます。

より早く、効率よく作れるよう献立と手順をあらかじめメモしたもの

7、食材ごとの栄養素の知識がつく

栄養計算などをしていると、どの食材になんの栄養素が多く含まれているのか、カロリーはどれくらいなのかが大体わかるようになってきます。

ねぎ、もやし、きのこ類、鶏胸肉、ひきわり納豆、卵を使用した栄養バランス満点そうめん

8、冷蔵庫の管理ができるようになる

料理をする際はもちろん冷蔵庫をたくさん見ます。ですので、いま冷蔵庫に何があって、逆に何が足りていないのかを考えることで食品ロスを減らすことができるようになります。

冷蔵庫の状況を確認し、必要なものはメモをとり管理する。「TimeTree」というスケジュール管理アプリのメモ機能を使用

9、食材の相場が分かるようになる

食材は自分で買いに行くことが多いので、大体の商品の相場がわかるようになり、値段が上がるとすぐに気が付きます。そこから天候の影響などで野菜の不作があるなど、社会に関する知識も高まります。

お野菜の値段を確認し、安いときはたくさん購入する。野菜をたくさん買えた次の日の朝食

10、自分の自信につながる

何事も長く継続するというのはすごく大変なことです。ですので、毎日料理を作り続けられているという事実は自分自身にとってすごく自信につながります。

そしてその自信はこれからも頑張って続けようというモチベーションや、何か難しい料理に挑戦してみようという原動力になります。

ずっと作りたかったベイクドチーズケーキ。自分の技術力の向上に自信が持てた