日本の文化となりつつある「オタク」。以前の私はオタクカルチャーとは無縁の人生を送ってきました。ですが、今は声優さんが大好き。声優オタクとして、多くのアニメやゲームなど、2次元コンテンツなどをチェックしています。オタ活を始めたことで自分自身がプラスの方向に変わりました。この喜び、オタクになってよかったことを伝えます。(高校生記者・Haly=2年)
声優の梶裕貴さんがきっかけ
私がオタクになったきっかけは、家族と見ていたアニメ「ポケットモンスターXY」で好きなキャラクター(シトロン)ができたことです。演劇に興味があった私は、どんな人が演じているのか気になり、その声優の梶裕貴さんについて調べました。
梶さんが出ている他のアニメを見たところ、ポケモンのキャラクターとは全く違う性格を演じていたのです。演技力の高さや、凛とした唯一無二の声質に心が震えました。こうして、私は声優さんの魅力に取りつかれました。
人間の多様性に気づき、行動力UP
私は、オタクになって変わったことが3つあります。
1つ目は、「人間の多様性」を理解したことです。オタクの友人たちと話してみると、それぞれ「推し」(一番熱量を持って応援しているイチオシの人物やキャラなど)、推す理由が異なるのです。
話を聞くと、今まで自分に見えていなかった推しの魅力に気がつき、視野が広がりました。これはオタ活(オタクとしての活動)だけでなく、社会を見るとき全体に通じることだと思います。
2つ目は、行動力を高められました。私は「推し」を描きたいという思いから、デジタルイラストに挑戦しました。好きな漫画の影響でギターを始め、バンド活動に参加していたこともあります。こうした行動力は、いろいろな場面でとても役立っています。
オタク人生楽しい!!!
3つ目として、何より、オタクになったことで人生が楽しくなりました。
アニメ、歌手活動、ゲームなど、さまざまなコンテンツで推しが活躍し、新たな一面を見られると、それだけで喜びを感じます。辛いことがあると、「推し」を見ることで元気になれます。
幸いなことに、周りに声優好きの友達がいるので、みんなで日々盛り上がっています。オタクになってから、今まで以上に充実した刺激的な毎日を過ごしています!
みなさんも、自分なりのオタ活を楽しんでみてはいかがでしょうか?