オススメのアニメを高校生記者の110.osloさんに紹介してもらいました。

とにかくかわいいファンタジー漫画

「シュガシュガルーン」

私が紹介するのは「シュガシュガルーン」というアニメです。もともとは、講談社の少女漫画雑誌『なかよし』に、2003年9月号から2007年5月号まで連載された安野モヨコ先生によるマジカル・ラブ・ファンタジー漫画です。

この物語は、主人公である魔界に住む2人の少女、ショコラとバニラが「人間の『ハート(=自分への想いの結晶)』をより多く集める」という次期女王(クイーン)試験のために人間界へやってくる場面から始まります。

甘酸っぱい不器用な青春を楽しめる

特徴は「恋の駆け引き」「女の子の嫉妬」「好きな子をいじめてしまう!」といった「初々しく愛らしい恋愛要素」が充実しているところです。登場する人物が小学生から中学生が中心なので、大人びた青春というよりは不器用で甘酸っぱい青春を楽しめる作品だと思います。

勝ち気で好奇心旺盛なショコラと内気で引っ込み思案なバニラ。互いを尊敬しつつも互いをうらやんでいる2人、けんかもするし、嫉妬もするけどやっぱり互いが一番大切。そんな2人の友情も、この作品の魅力の一つかもしれません。

恋の駆け引きがへたくそだけど純粋で

私がこのアニメに出会ったのは保育園のときで、「とにかくかわいい!」と思いながら妹と一緒にテレビにかじりついて見てました。

ものすごく気に入っている設定が、感情によって色の変わる「ハート」です。これは人間であれば限度はあるもののいくらでも取り出せますが、魔女のハートは人間でいう心臓、つまり1人に一つしか存在しないものなので取られたら死んでしまう、という設定です。魔界の結婚式ではこのハートが深紅のハートに変わり、パートナーのものと交換するというからロマンチックですよね。

また高校生の今だから言えることですが、小学生や中学生の恋愛を描いたものなので恋の駆け引きや仲直りの仕方がとても下手くそ。そこが不器用ながらも純粋に真っすぐでかわいいんです。よかったら見てみてください!(高校生記者・110.oslo=3年)