6人組男性アイドルグループの「SixTONES」の曲は、「背中を押される」と高校生からも人気です。高校生記者に、おすすめの曲と魅力を聞きました。

個性豊かな6人組

SixTONESは2020年にデビューした、6人組の男性アイドルグループ。ノリのよいサウンドからバラードまで、音楽性の広さが魅力の一つ。

高校生からは「6人それぞれの個性が光るパフォーマンスが魅力。みんな違ってみんなかっこいい!」(ゴマ=1年)、「メンバーの仲がよく、自由にガチャガチャしている感じが楽しい」(くろねこ=1年)と声が上がり、メンバーの豊かな個性が人気を集める要因の一つになっています。

【1】歌と和楽器がマッチ

JAPONICA STYLE

和楽器とダンスビートが混ざり合っています。特に気に入っているのは、歌と和楽器が見事にマッチしていて、聴いているだけで気分が高まるところです。僕は、自分のモチベーションを上げたい時や、友達と一緒に盛り上がりたい時に聴いています。(こうちゃ=2年)

【2】聞くたびに前向きになれる

こっから

疾走感あるラップがメインの曲で、何かに挑戦する前に聴くと、背中を押されるような気持ちになります。特に「これしかねぇからこれにかかってる」という歌詞に、自分の覚悟を重ねて奮い立たされました。全員それぞれの個性が際立つダンスも魅力で、聴くたびに前向きになれる応援歌です。(ゴマ=1年)

【3】「あと少し頑張ろう」と思える

Good Luck!

一度聴いた瞬間、完璧主義に陥り落ち込みやすい自分の背中を押してくれるような歌詞に元気づけられたのを覚えています。努力がなかなか実らなかったり、暗い過去を思い出して足が止まってしまったりした時に「あと少し頑張ってみよう」という活力を与えてくれるような曲です。吹奏楽部で野球応援の準備をしていた時に、選手から演奏の希望があり、知りました。野球応援が終わった今も変わらず聴いて、元気をもらっています。(もん=2年)

【4】暑さを吹き飛ばす夏曲

PARTY PEOPLE

シングルになっておらず、YouTubeに突如公開された、ファンに大人気の曲です。暑い夏にぴったりな曲で、蒸し暑さを吹き飛ばすような盛り上がるサマーチェーンです。MVはカラフルな衣装で「1、2、3、4!」という掛け声から始まり、SixTONESとしては珍しい歌ではなくダンスに焦点をあてています。(たそ=2年)

【5】サビの歌い方が美しい

Imitation Rain

X JAPANのYOSHIKIさんによって作詞作曲された楽曲です。サビの「紅に染まるまで 雨に打たれて」のところの美しい歌い方に魅力を感じています。X JAPANの「紅」の感情の表現の仕方とすごく似ているのもグッときます。(タコライス=1年)

【6】大人な雰囲気が漂う

マスカラ

King Gnuの常田大希さんが楽曲プロデュースをしていて、大人なSixTONESを楽しめるのが特徴です。私はイントロが好きです。繊細なアコースティックギターのメロディーと、それに合わせたギターを演奏する振り付けがなめらかで聴いていて、そして見ていて楽しいです。(むにゅ=3年)

【7】ハーモニーが美しい

Stargaze

野田洋次郎さんの作詞・作曲です。幻想的な「宇宙的サウンド」と、夢や未来に向かう前向きなメッセージが特徴です。前向きな気持ちになりたい時や迷いがある時に聴くとぴったりです。個人的に気に入っているのは、メンバーの声の個性を生かしたハーモニーの美しさと、星空や宇宙をイメージしたMVが曲の世界観とぴったりな点です。(こうちゃ=2年)

【8】爽快感のあるギターサウンド

BOYZ

TVアニメ「WIND BREAKER Season 2」オープニングテーマで、アニメの世界観に合ったロック調の楽曲です。爽快感のあるギターサウンドが活力をくれます。結成10周年のターニングポイントとなった曲で、これまでのSixTONESを詰め込んだようなロックでかっこいい楽曲です。元気付けてくれて、前向きで強気な歌詞が魅力です。(えび=2年)

【9】サビの疾走感が最高

僕が僕じゃないみたいだ

高音の多いポップな曲。サビや歌いだしが印象に残ります。明るい曲調なのでいつ聴いてもテンションが上がります。最初の松村北斗さんのソロパート、「愛に咲いた花の名前はLiar」で一気に引き込まれます。サビの疾走感も最高で気に入っています!(くろねこ=1年)

【10】ボカロ要素のある一曲

フィギュア

いつものかっこいいイメージのSixTONESとは違った、軽快なサウンドの楽曲です。ボカロPのくじらさんが作詞・作曲をしていて、アイドルには珍しくボーカロイド要素のある楽曲となっています。軽やかで耳に心地よいサウンドがお気に入りです。不完全でありながらも、自分を肯定する歌詞が魅力で、聴いていて元気をもらえます。(えび=2年)

【11】会場が盛り上がるライブの鉄板曲

RAM-PAM-PAM

他のグループとは一味違うところが魅力のSixTONESですが、とてもセクシーで、なんと、ズボンを下ろしてパンツを見せる振り付けがサビにあります。ダンス含め大好きな曲なので、サビをよく聞くのですが、サビ以外でもリズムやサウンド感を感じられるところがお気に入りです。ライブの鉄板曲で、観客をあおり会場のボルテージを上げる曲です!(フミ=3年)

【12】らしさが詰まってる

Amazing!!!!!!

冒頭あぐらをかいた振り付けで始まり、「We are SixTONES」という歌詞が何度も出てくるなど、自己紹介的な代表曲ではないかと思います。曲名の「!」が六つあるのもSixTONESらしくて好きです。ソロパートは少ないのですが、中盤の田中さんから松村さんの観客をあおるようなかっこいい部分がお気に入りです。(フミ=3年)

【13】ハモリの美しいバラード

わたし

激しくハイテンポな曲が多いですが、この曲はバラードできれいな曲調です。私がSixTONESにハマったきっかけの曲で、YouTubeで偶然流れてきてメンバーそれぞれの歌声やハモリの美しさに思わず聴き入ってしまいました。特に好きなところは松村北斗さんの「それでも“わたし”が追い付かない」の部分で、ビブラートが心に残ります!(くろねこ=1年)

【14】「一人じゃない」と背中押される

音色

大切な人や友達と出会えたありがたさを感じられる楽曲です。落ち込んだ時によく聴くのですが、「1人じゃないんだ」「もう1回頑張ってみよう」と背中を押してくれます。気に入っている所は「ほら君とだったら どこへだって行けそう」という歌詞です。1人じゃできないことでも、大切な人となら何でもできるのだと気付かされたからです。いつも支えてくれている家族や友達に感謝したくなるすてきな1曲です。(ほあ=3年)

【15】アイドルファン以外にもおすすめ

うやむや

2021年に公開され、「ボカロみたいな曲」として当時話題になり、この曲からSixTONESを知ったという人も少なくありません。私はカラオケでよく歌っています。一緒にカラオケに行くボカロ好きな友人もこの曲だけは歌えてしまうほど、何回も聴きたく、歌いたくなります。アイドルに興味のない方にもぜひ一度は聴いてほしい楽曲です。(怜生=3年)