2025年7月にアラブ首長国連邦のドバイで開催される第57回国際化学オリンピックの日本代表に高校生ら4人が決まった。

代表派遣を担当する「夢・化学-21」委員会と日本化学会が発表した。代表は次の4人(敬称略。学年は2025年度の新学年)。

  • 天野春翔(あまの・はると、東京・麻布高校3年)
  • 井戸沼悠成(いどぬま・ゆうせい、東京・筑波大学附属駒場高校3年)
  • 早田茂(そうだ・しげる、東京・三田国際学園高校3年)
  • 渡邉周平(わたなべ・しゅうへい、奈良・奈良工業高等専門学校3年)

大会は7月5日から14日までの予定で、約90カ国・地域の代表が理論や実験の試験に挑み、交流行事にも参加する。

日本代表は、国内大会にあたる化学グランプリの優秀者の中から選抜試験を経て選ばれた。今後、強化プログラムに参加して、本番に備える。

日本代表は昨年まで22年連続で上位者に与えられるメダルを獲得している。昨年は、上位1割に授与される金メダルを2人が獲得した。