まっさらな原稿用紙を前に固まってしまう。やっと書けても、3文ほどで精いっぱい。感想文やレポートなど、2年前の私は文章を書くことがとにかく苦手でした。こんな私が苦手を克服し、楽しく文章が書けるようになった経験を紹介します。(高校生記者・さぼてん=3年)
まずは「自分に関わること」を書いてみて
文章を書くのが苦手な人は、「自分に関わること」から書いてみましょう。日記を付けるのもおすすめです。
私もまずは自分の経験や思いを伝えられる、高校生新聞の高校生記者の活動を始めました。最初は完成までに時間がかかりました。ですが、毎月2本ほど書き続けるうちに、アイデアがどんどん浮かび、自分の思いをすらすら文章化できるようになりました。

ニュースをまとめて小論文対策
記事や学校の課題は書けるようになってきたのですが、次は「小論文が書けない」という壁にぶつかりました。推薦入試対策の塾に通い始めたとき、周りの人に比べて分量が書けず悩みました。

先生に付け足すべき内容をアドバイスしてもらう中で、知識不足を疑いました。それから、ニュースを見て、自分なりにまとめる習慣をつけました。
知識を得る習慣をつけよう
毎日朝食前に30分間取り組み続けた結果、添削された小論文の答案にはほめ言葉が入るように。小論文を書く時間が楽しみになりました。
楽しく文章を書くには、他人に助言を求めたり、知識習得の習慣化を図ったりすることが大切だと実感しました。