2025年度大学入学共通テストの本試験が1月18日(土)と19日(日)に行われる。当日の注意事項について、大学入試センターが発表した「受験上の注意」を基に、Q&A形式でまとめた。

体調不良、けが

Q.インフルエンザやノロウイルス、新型コロナウイルス等の感染症にかかっていて、まだ治っていない。

A.他の受験者に感染する恐れがあるので、受験できない。追試験の受験申請をすること(医師の診断書が必要)。

Q.当日、発熱やせきなどの症状が出た。

A.体調が万全でない場合は無理して受験せず、追試験の受験を申請すること(医師の診断書が必要)。

Q.試験場についてから体調不良になった。

A.監督官や試験場の担当者に申し出て、指示を受ける。

Q.けがをしてギプスをつけているが、受験できるか。

A.サポーター、テーピング、包帯、湿布、ギプス、眼帯、コルセットを着用したまま受験できるが、試験時間中に着脱する場合は監督者に申し出て許可を得ること。

Q.両親または親族が危篤、死亡した。

A.「やむを得ない事由」にあたるため、追試験の受験申請ができる(事由を証明する証明書等が必要)。

遅刻、忘れ物

Q.試験開始に間に合わない……。

A.試験開始時刻後、20分以内の遅刻に限り、受験を認める。ただし、「英語(リスニング)」は試験開始時刻(17:20)までに入室していない場合、受験できない。

Q.当日、交通機関の事故(または災害)が発生したらどうすれば?

A.試験開始時刻を繰り下げることがある。受験票に記載されている「問い合わせ大学」に連絡し、試験場に向かうこと。

Q.受験票・写真票を忘れてしまった(紛失してしまった)。

A.試験場本部に行き、仮受験票、仮写真票の交付を受ける。試験場本部の場所は、試験当日に試験場で確認する。受験者入室終了時刻までに試験場本部に行く時間がない場合は、試験室に行き、監督者に申し出る。

試験中

Q.「地理歴史、公民」「理科」で2科目受験で登録していたが、1科目受験に変更したい。

A.試験当日に1科目のみの受験に変更することはできない。

Q.「地理歴史、公民」「理科」で1科目受験で登録していたが、2科目受験に変更したい。

A.試験当日に2科目受験に変更することはできない。

Q.どうしても試験時間中にトイレに行きたくなった。

A.手を挙げて監督者に知らせて指示に従う。一時退室が認められても試験時間の延長は認められない。

Q.試験時間中に体調不良になった。

A.手を挙げて監督者に知らせて指示に従う。一時退室が認められても試験時間の延長は認められない。

Q.試験時間中、日常的な生活騒音(航空機の音、受験者の咳、くしゃみ、鼻をすする音、携帯電話等の短時間の鳴動、監督者の巡視による足音など)があったけれど、対応してくれるの?

A.試験時間中に日常的な生活音が発生した場合でも救済措置はない。

高校生新聞オンラインでは、大学入学共通テスト特集ページで、大学入学共通テストの問題・正解・分析を試験当日の夜から速報します。