2025年度大学入学共通テストが1月18日(土)、19日(日)に全国の651試験場で実施される。

現役志願率は過去最高

共通テストを運営する大学入試センターによると、出願者は49万5171人。前年より3257人増えた。出願者のうち、現役生(高校3年生など高校卒業見込み者)は42万5968人で前年より6434人増。現役生のうち45.5%が共通テストに出願し、現役志願率は過去最高となった。

18日は、地理歴史・公民、国語、英語など外国語の試験が行われる。19日は、理科と数学、今年度より初実施の情報の試験が行われる。

 

時間に余裕をもって試験場へ

大学入試センターは「試験当日は雪・事故等により、交通機関に遅延・運休が生じることがあります。時間に余裕を持って試験場に向かってください。交通機関に遅延・運休が生じた場合、試験場で試験開始時刻の繰下げを行うことがあります。まずは受験票に記載されている『問合せ大学』へ連絡し、試験場に向かってください」と呼び掛けている。

痴漢被害者、目撃者として対応した場合も追試験対象に

18・19日の本試験を病気やけが、家族の危篤や事件に巻き込まれるなど「やむを得ない事由」で受験できなかった受験生のための追試験は、1月25日(土)と26日(日)に行われる。「痴漢の被害にあった場合や目撃者として対応した場合」も追試験の対象としている。

大学入学センターは、不測の事態が発生した場合は公式XLINEアカウントでも投稿を行うという。