世界各国から参加した高校生らが、個人またはチームで研究成果を競い合う国際的科学技術コンテスト「リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2024」が5月にアメリカで行われた。日本代表の結果を紹介する。(敬称略)
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入賞者
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【個人研究】機械工学:静的・動的部門
- 中辻󠄀知代(東京・桜蔭高校3年) 「段ボール箱を再利用した災害時対応 机・折り畳み椅子の設計と製作手法及び手を挟みにくい折り畳み椅子の開発」 優秀賞1等、特別賞 アブドゥルアズィーズ国王財団の才能創造性賞
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【個人研究】微生物学部門
- 池上十和子(兵庫・近畿大学附属豊岡高校3年) 「カニ殻からバイオプラスチックを生成する新規微生物の探索と同定」 優秀賞4等
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【チーム研究】物理学・天文学部門
- 吉田浩瑛(鳥取・米子工業高等専門学校4年)、前田孝太朗(鳥取・米子工業高等専門学校3年)、鐘築昇太郎(鳥取・米子工業高等専門学校2年) 「日本の公開天文台の標準機を目指した次世代型天体観測用分光器の開発」 優秀賞4等
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【個人研究】化学部門
- 塚井優美(徳島・徳島市立高校3年) 「アルテミシニン誘導体の抗マラリア活性評価」 特別賞 医薬・化学・関連技術協会賞
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【個人研究】ロボット工学・知能機械部門
- 小谷理人(東京・東京学芸大学附属国際中等教育学校6年) 「データアクイジションにおけるAGIバイアス解決へ」 特別賞 ノン・トリビアル賞
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その他大会参加者
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【個人研究】植物科学部門
- 植野涼子(岡山・ノートルダム清心学園清心女子高校3年) 「稲踏み効果の科学的検証Ⅱ」
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【個人研究】材料科学部門
- 野末紗良(茨城・茨城県立並木中等教育学校6年) 「竹繊維保水性舗装によるヒートアイランド現象への挑戦 ~竹繊維の吸水・保水性の活用~」
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【個人研究】計算生物学・バイオインフォマティクス部門
- 角野陽奈美(東京・三田国際学園高校3年) 「疾患原因となるアミノ酸変異の解析」
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【個人研究】化学部門
- 佐藤怜(宮城・古川黎明高校出身、筑波大学1年) 「炭酸カルシウムのリーゼガング現象」
- 中村風香(埼玉・大妻嵐山高校3年) 「メチレンブルーによる可逆的な光化学反応」
- 槙野心美(徳島・城ノ内中等教育学校4年) 「フラボノイド化合物の抗酸化活性評価」
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【チーム研究】化学部門
- 大場誠也(宮城・仙台第三高校2年)、志田京太郎(宮城・仙台第三高校2年) 「白金箔における水素と酸素の反応の研究」
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【個人研究】物理学・天文学部門
- 田﨑奏楽(滋賀・膳所高校出身、京都大学1年) 「他次元の原子の電子収容数を定める 「電子収容数次元理論」」
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【チーム研究】エネルギー:サステナブルな素材とデザイン部門
- 遠藤碧海(静岡・静岡理工科大学静岡北高校2年)、梅原明雅(静岡・静岡理工科大学静岡北高校2年)、八木結希(静岡・静岡理工科大学静岡北高校2年) 「酸化マグネシウムとアルミニウム箔を組み合わせた放射冷却材の開発」
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【チーム研究】動物科学部門
- 今村響(熊本・熊本県立済々黌高校3年)、伊藤和哉(熊本・熊本県立済々黌高校2年)、黒瀬陽斗(熊本・熊本県立済々黌高校2年) 「ウニ類に学習行動が確認された」