みなさん、「推し」はいますか? アイドルやキャラクター、スポーツ選手など、推しの種類ははさまざまです。今回は高校生の友達6人に、推し活を充実させるためのコツを聞きました。(高校生記者・ラパン=3年)
ドラマ、映画、YouTube配信で元気もらう
なにわ男子推し
なにわ男子を推しています。きっかけは、2019年放送のドラマ「俺のスカート、どこいった?」で、なにわ男子のメンバーが出ていたのがきっかけです。なにわ男子がデビューしてからは、ポスターやアルバムなどのグッズを集めています。
メンバーが出ているドラマや映画は欠かさず見て、定期的にあるYouTubeの配信を見てたくさん笑って、元気をもらっています。インスタグラムにアップされた写真は保存して、何度も見返しています。同じ事務所の先輩アイドルの歌をカバーしたり、先輩とシャッフルしてコラボしたりする音楽番組は貴重な時間で、録画して何度も見ています。(たこたこ=3年女子)
グッズ持ってカフェで写真撮影、Xの投稿もチェック
K-POPアイドル推し
K-POPアイドルのファンです。NiziUを生み出したオーディション番組の「Nizi Project」を見たことがきっかけで聴き始め、今はIVEやNiziU、TXT、Kep1er、ZEROBASEONEを推しています。推しの写真が印刷されたカード「トレカ」やアクリルスタンド、うちわやフォトアルバム、ポストカード、缶バッジなど、多くのグッズがあります。カフェにグッズを持っていって、一緒に写真を撮るのも楽しいです。
K-POPアイドルはたくさんのグループがあり、それぞれ魅力があります。韓国では音楽番組がほぼ毎日あり、YouTubeでも見られます。豪華なステージや優れたカメラワーク技術でさまざまなパフォーマンスを楽しめます。X(旧Twitter)でファンの方のファンアートや歌詞動画などの投稿を見ることもあります。 (えんちゃん=3年女子)
ユニフォーム着て試合観戦、グッズ集めも楽しい
広島カープ推し
プロ野球の広島カープファンです。いとこと一緒にテレビ中継で野球を見ていて、その面白さに気づいてからハマりました。ユニフォームやぬいぐるみ、マグカップやガチャガチャなど、たくさんのグッズがあります。野球観戦は、テレビで見るときでも現地でも、応援バットを持ってユニフォームを着ています。
少しでも興味のある球団や選手について調べると、試合が楽しくなっていきます。球団のマスコットキャラクターにも愛着が湧き、試合の合間のダンスも盛り上がります。(みゆんぬ=3年女子)
キャラのサインを集め、パレードで写真撮影
ディズニーのデイジー推し
私はディズニーキャラクターが大好きで、特にデイジーダックを推しています。小さいときからディズニーリゾートが大好きで、ディズニーランドやディズニーシーに行くときはぬいぐるみやカチューシャを欠かさず持っていきます。
キャラクターに会えるグリーティングでは、写真を撮ってもらうことはもちろん、ディズニー公式で販売されているサイン帳にキャラクターからサインをもらって集めています。
パレードでは前の方の席で待っていたり、パレードのフロート(山車)に乗っているキャラクターの写真を撮ったりします。ディズニーキャラクターは、イラストでもとてもかわいいけれど、実物はそのかわいさが大いに増します。(ベリーちゃん=3年女子)
人形集めて、洋服も手作り
シルバニアファミリー推し
小さな動物の人形・シルバニアファミリーを推しています。小さい頃にシルバニアファミリーのおもちゃを持っていて、よく遊んでいました。最近になって、シルバニアファミリーが好きな友達と話しているうちに「また遊んでみよう」と思い、ハマり始めました。
個性豊かな子がたくさんいて、集めるのがとても楽しいです。昨年は映画も公開されたので、お気に入りの人形を持って見にいきました。
人形の洋服も作ります。つらいときには、シルバニアファミリーを眺めたり、YouTubeでアニメを見たりして癒やされています。(ラパン=3年女子)
期間限定メニュー食べて写真撮影
カフェオタク
いろんなカフェに行くのが好きなカフェオタクです。友達とおしゃれなカフェを巡る機会が多くなって、好きになりました。ドラマで使われているカフェを巡ったり、ハロウィーンやクリスマスといった、シーズンごとの期間限定メニューを食べに行ったりします。
おしゃれな料理やスイーツを写真に撮って、フォルダを作って見返したり、マップ機能で行った場所をピン留めして、また他の友達と行く場所を決めるときに考えたりもします。食べ物は食べたらなくなってしまいますが、その分その一瞬の時々に魅力があるので、しっかり五感を使って味わうのが大切だと思います。(ピピ=3年女子)
【取材後記】新しい推しを見つけたい
今回の友達取材を通して、「みんなそれぞれの推しがいて、それぞれのオタ活を楽しんでいるのだな」と改めて感じました。友達に話を聞くと、自分の見ていた世界が広がりました。これから新しい推しを見つけて、新しい自分に出会ってみたいと思います。(高校生記者・ラパン=3年)