
千葉・渋谷教育学園幕張高校の「槐(えんじゅ)祭」(9月12・13日)で、私が所属しているインターナショナル同好会は、フェアトレード商品の衣装を着てファッションショーを開催した。
フェアトレードとは、発展途上国の人に正当な対価が支払われる貿易のことだ。同好会では2年間フェアトレードを学び、校内で発信してきた。私たちはファッションショーを通じて「フェアトレードは身近なもので、高校生が普通に着られる服もある」ことを伝えたいと考えた。
舞台に立った25人の衣装は、インターネットでフェアトレードの服を扱っている会社からお借りした。「4社が、高校生がフェアトレードに関心を持っていることを前向きに捉え、快諾してくれた」と、部長の吉村真希さん(2年)は振り返る。
本番では、予想以上の観客が集まった。温かい拍手は私たちに達成感をもたらし、満足のいくファッションショーができた。