ジャニーズのアイドルグループ「King&Prince」。人気絶頂の中、メンバーの脱退が発表されました。衝撃を受けたという読者のくるりさん(高校1年女子)が、考えたことを話してくれました。

突然の衝撃発表に絶句

「は?」。衝撃的すぎて、その一言しか出なかった。別に、キンプリに推しがいたわけじゃない。たまに曲を聞いたりMVを見たりする、それぐらいの「好き」だった。それだけに、発表を聞いた時は信じられなかった。

突然の脱退発表。くるりさんが持つ雑誌には仲の良さそうな姿が……

私には、脱退するメンバーの平野紫耀くん推しの親友がいる。発表の数時間前には、その親友と「(永瀬)廉くん、映画でゲスト声優やるね」「見に行きたいね」と話していた。

推しが脱退、加えて事務所からも離れることになってしまった親友の悲しみは私以上で、慰めることしかできなかった。その反面「自分の推しのグループじゃなくてよかった」と思ってしまっている自分もいた。そんな自分が情けなかった。そう思ってしまうのが悔しかった。

「この決断をして良かった」と言えるように

5人で話し合った結果、脱退という決断に至ったのは分かる。けれど、どうして「これから」という今のタイミングなのか。私が一般人という立場であるのが悔しい。でもきっと、キンプリの近くにいる立場であっても、何かできたとは思えない。だから、受け入れなくてはならないのだろう。

彼らが、残る期間を悔いなく過ごせるように。「この決断をして良かった」と思えるように。そしていつか、それを胸を張って言えるように。同じジャニーズのSixTONESの曲「マスカラ」の歌詞にあるように、「終わりがあるのなら 始まらなきゃ良かったなんて いじけてばかりで」はいられないから。(くるり・高校1年女子)

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