毎朝、私はネガティブな気持ちで登校していました。私の毎日を変えたのは音楽との出会いでした。音楽サブスクリプションサービスを駆使して、毎日の質を「じわっと」上げていった私の記録です。(高校生記者・茶豆=2年)
ネガティブ全開の登校時間
高校2年生の夏まで、ただただ漫然と登校していました。もともと私は意欲的に学校に行くような高校生ではなく、「面倒臭いなぁ」「早く帰りたいな」などとネガティブな気持ちで登校することが習慣づいてしまったのです。
ある日の登校中にスマホをいじっていると、契約してからほとんど使っていなかった「Apple Music」に目が止まりました。「今まで払ってた料金がもったいないし、久々に使ってみるか……」と軽い気持ちで音楽を探してみることに。
音楽に導かれ足取り軽く
私は最近の曲に疎く、ちまたで流行しているらしいミュージシャンの楽曲を試しに再生してみた結果、見事にハマり、毎日の登下校時に音楽を聞くことが日課になりました。聞くのはJ-POPで、バンドの曲が多いです。
特にポルノグラフィティの「暁」というアルバムが大好きになり、実際にライブにも行くようになりました。会場全体の一体感や終わった後の余韻などを知り、さらに音楽を好きに。最近は、勉強など集中している時間以外は音楽を聞いているので、生活にメリハリもつきました。間違いなく私の日々の質は良くなったと断言できます。
今まであんなに重かった足取りも、音楽の明るいリズムに導かれるように軽くなり、かつて抱えていたネガティブな気持ちも次第に忘れていたのです。生活を変えるきっかけというのは、意外と身の回りに転がっているもの。日々の生活に飽き飽きしている人は、ぜひきっかけ探しを実践してみてください。