私には、推している音楽ユニットやジャニーズアイドルのグループがあります。アイドル育成ゲームや歌い手さんなども好きです。いろんな推しを応援する中で私が気をつけているのは「推しに依存しすぎないこと」。自分よりも推しが優先になってしまうことがないよう、3つのことを実践しています。(高校生記者・桜いをり=2年)

【1】推し以外の趣味を持つ

まずは「推し以外の趣味をもつこと」。自分の内面に目を向け、自分磨きの時間を作ることで、推しに依存しすぎないようになります。

いろんなジャンルに推しがいるからこそ伝えたいこと

読書や美容など、簡単なもので大丈夫です。「推し以外に好きなものが分からない」という人は、友達の趣味に付き合ってみるなど、周囲の人から刺激をもらうのもおすすめです。

【2】推し活の日時を決める

次は「推し活の日や時間を決めること」。私は火曜日と金曜日の夜に推しのレギュラー番組やYouTubeの投稿があるので、その日は推し活を全力で楽しみます。

それ以外の日は、勉強に集中したり、自分の時間や家族とのだんらんを大切にしたりして、あえて推しの優先順位を低くしています。生活にメリハリをつけられて、勉強しなきゃいけないのについ推しを見てしまうことも防止できるのでおすすめです。

日にちを固定するのが難しい場合は、「夕飯を食べてからお風呂に入るまでの間は推しを見る時間」など、ぜひ無理のない範囲で時間を決めてみてください。

【3】楽しいと思えないなら距離を置く

最後は「『楽しい』と思えなかったら距離を置くこと」です。推しが身近なものになりすぎて、推し活が「義務」になっていませんか? 推しの情報や活躍を追いかけることや、推し活仲間との交流が苦しくなっていませんか?

音楽を聴く時にいつも使っているウォークマンとイヤホン

グッズやCDを買ったり、推しを見たりすることを心の底から「楽しい」と思えなくなったら、一度距離を置いてみるのがおすすめ。持ち歩いているグッズを家に置いておく、スマホのホーム画面を推し以外のものに変えるなど、簡単なことで大丈夫です。ぜひ、自分が「楽しい」と思える推しとの距離を探してみてください。

見るだけで元気が出て、幸せな気持ちになる「推し」という存在。しかし、自分のことを大切にしなくなっては意味がありません。

推し方は人それぞれですが、時には、ラフに推すこと、視野を広げて他のことに好奇心をもつことも大切にしてみてください。みなさんの素敵な推し活ライフを、応援しています!