推し活とは、自分の「推し」を応援する活動のこと。「推しのためなら!」と積極的になれたり、充実感があったり、心の支えになったりして、一度ハマったら抜けられない人多数! 推し活での「あるある」を高校生記者に聞いてみました。

推しで生活が豊かに

推しのおかげでいつもよりパワーが出たり、友達が増えたり。推しへの思いが強いほど、日常生活が豊かになるみたいです。

推しの存在が私に力を与えてくれる

「推し仲間」同士の団結力

私は人とすぐに仲良くなれるタイプではなかったのですが、同じものを推している仲間とはすぐ打ち解けられました。K-POP仲間とは曲を薦め合ったり、ライブに一緒に応募したりするようになって仲間意識も強固に。アイドルが新しいMVを公開するときは、みんなで集まって楽しく見ています。(Sumi=3年)

語彙(ごい)力が乏しくなる

推しが掲載されている雑誌、画面越しの推し、コンサート帰り。とにかく推しを見ると「うわぁ、やばい、むり、好き、結婚したい」くらいの言葉しか口から出なくなります。なんででしょうか……。でも、推し活友達といると、その少ない単語のキャッチボールだけでお互いの推しに対する高ぶる気持ちを理解し合えるのが面白いです!(ツムギ=3年)

推しのアクスタと写真撮り勝ち

推しが行ったカフェなどの場所でアクスタ(アクリルスタンドの略。付属のスタンドで立たせることができる)を持って写真を撮ります。他にも、同じポーズや推しのTシャツを着て写真を撮ったり、カラオケに行ったりします。(りとるしゃけ=2年)

夢中になりすぎて弊害が…?

推しが好きすぎて感情を乱されたり、勉強に影響があったりすることも…?

「新しい推し」出現に罪悪感

新たな推しができそうになったとき、今までの推しの顔が思い出されます。「浮気かな……」と感じてしまい、結局グッズを買わないときがあります。いろいろあるけれど、推しの存在で自分の人生が多少豊かになっていることは確かです。(ににか=2年)

「ながら聴き」は不可能

「ただ勉強するだけなんてつまらないし、そうだ、推しの声を聞きながらやろう!」とスマホを開いてYouTubeや音楽アプリをタップ。声が良すぎてろくに集中できず、挙げ句の果てには選曲に夢中になって勉強時間を無駄にする始末。推しの声を聴きながらの勉強は、愛が強いほど逆効果ですよね。(うどん=1年)

グッズ購入で悩む

推しのグッズが身の回りにあるだけで幸せ度アップ! とはいえ、新しく発売されるたびに購入していては、お財布が寂しいことに。

散財には要注意!

経済力不足を痛感

推しのグッズが出るのはとってもうれしいけれど、一気に出過ぎると買うのが間に合わなくて、経済力のない自分にイライラします。(ににか=2年)

推しが多すぎて結局誰にも貢がない

K-POPアイドルにたくさん推しがいるため、「あのグループもあの歌手も好き!」と推しに対する熱が分散。結局一度もCDを買わないままYouTubeでなんとなくカムバック(新曲やアルバムリリース時のプロモーション活動)を追い、気づいたらまた別のグループを追いかけ、貢ぐ暇もないほど年中大忙しです。(ゆりがらす=1年)

おそろい気分がうれしい「推しカラー」

グループ内で、メンバーごとにイメージカラーが割り当てられていることも。となるとやはり、推しの色がどうしても気になってしまうもの。気づけば推しカラーだらけ、なんてこともよくあるようです。

推しのイメージカラーがいつの間にか好きになってしまう

身の回りが推しカラーに染まる

推しのメンバーカラーやイメージカラー・モチーフなど、推しにまつわる物に敏感に。私はジャニーズのSixTONESを推しているのですが、宝石のデザインの文房具やシールを見つけると、つい買ってしまいます。気づいたら身の周りの物や持ち歩いている物が推しのモチーフやカラーであふれている……というのはあるあるではないでしょうか。(桜いをり=2年)

無意識に推しカラーを追ってしまう

私の推しのメンバーカラーは黄色なのですが、気がつくとズボンやスエットなどの服を選ぶ時に黄色を手に取ってしまいます。服だけでなく、文具など持ち物まで黄色になっていってます。

黄色の物を買いたいわけではなく、黄色のモノが他の色のモノよりも魅力的に映るんです!(もりよ=2年)