1月15日に行われた2022年度大学入学共通テストのうち「国語」は、昨年以上に、複数の文章や資料を関連付ける力が求められる出題だった。このうち「食べること」をテーマにした2つの文章の読解が求められた第1問は、センセーショナルな設定に困惑した声もSNSでみられた。

第1問の現代文は、「食べる」ことについて宮沢賢治の「よだかの星」を参照して考察した『食べることの哲学』(檜垣立哉)と、食べられた豚肉の視点から考察した『食べるとはどういうことか』(藤原辰史)から出題された。

SNSで話題になったのは後者の導入文の「人間に食べられた豚肉(あなた)」というセンセーショナルな一文。

大学共通テスト「国語」現代文の問題の一部

「ぼくは…ぶた…にく……????」「豚肉の目線で現代文解いたの初めて」「共通テストの国語に罵倒されて草」など、「衝撃」を受けた受験生たちの間で面白がる感想が挙がっていた。

現代文の問題は高校生新聞オンラインの別記事から見ることができる。