私は平手友梨奈ちゃんを推しています。「推す」とは「ものすごく応援する」という意味です。夢中になれるものがなかったとき、彼女のパフォーマンスを見て「沼にハマって」しまいました。(はろはぴ・高校1年女子)

出演情報が入ると一日ハッピーに

学校生活に不安を抱えたときや勉強がはかどらないとき、平手さんにいつも寄り添ってもらっています。「伝える」ということに妥協しない彼女は、見ていて心配になることもあります。ですが、歌にダンス、女優、モデルなど多才な彼女を応援していて、本当に楽しいです。意外な一面を見るたび、ギャップにやられてしまいます。

毎回、たくさんのパワーをもらっています。新しい出演情報が入っただけで一日ハッピーになれるし、推しが褒められると自分のことのようにうれしくなります。

集めている雑誌たち

平手さん好きつながりで交流が広がった

私が高校生になって感じたのは、推しがいるとつながりが増えるということです。同じ人を推していると、話が広がってお互いを知ることができます。身近な人とのつながり以外にも、推しと関わった俳優さんや監督さんなども知ることができて、多くの魅力を感じることができます。

彼女がいてくれたことに心から感謝しています。私は生きているこの時代を「嫌だな」と感じることが少なくありません。でも、彼女がいることで、同じ時代に生まれることができて良かったと思えます。

飾っているポスター

人を傷つける言葉を使っていないか考えるように

平手さんを推すことで、私自身も変化しました。それは「言葉との向き合い方」です。それまでは、大切な人が言葉で傷つけられるということをあまり経験しなかったので、深く言葉を意識したことがありませんでした。

しかし、彼女を応援するようになってから、言葉をより丁寧に扱うようになりました。一瞬も間違えることなく言葉を選べている自信は全くないけれど、「あのときの言葉は適切ではなかったな」とか「こういうときはこの言葉がいいのかな」とか、考えるようになりました。

推しがいるというのは、その人が傷つけられることもあって時々複雑な気持ちになるけど、そのときまた一つ大切なことを学べる気がします。推しができるだけで、考え方も価値観も本当に大きく変わるものだと感じています。

心から尊敬、大好き

「推し活(推しを応援する活動)」をすることを強要はもちろんしないし、推しがいないことに焦ったり寂しくなったりする必要も全くないと思います。

しかし、何か毎日が物足りなくなったとき、夢中になれるものがほしいとき、ちょっと魅力を感じた人を応援していくこともいいのではないかと思います。魅力を感じた当初の「好き」という感情が「尊敬」や「憧れ」に変わっていくのもまた面白いかなって思います。今、私は平手さんを本当に尊敬していて心から大好きです!

一人でも多くの方に彼女の魅力が伝わればうれしいなと思います。(高校1年・はろはぴ)

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