女性だけで構成された「宝塚歌劇団」が大好きすぎるというヅカオタ高校生・まなあすさん(3年・女子)。宝塚と聞くと何となく敷居が高そうに感じますが、そんなことはないと力説。彼女が宝塚歌劇団をどのように「推し」ているのか、語ってもらいました。

5つの組があるよ

宝塚歌劇団は花組、月組、雪組、星組、宙組の5つの組と専科と呼ばれる集団に分けられています。5つの組にはそれぞれ70人ほどのジェンヌさん(団員)が所属していて、組ごとに公演を行っています。専科の方々は、各組の公演に参加し、作品に味を出しています。

公演は、本公演(宝塚大劇場と東京宝塚劇場で行われるもの)と、別箱公演(各組が数グループに分かれてさまざまな劇場で行うもの)があります。

私は、コロナ禍になる前には宝塚大劇場に行って観劇していました。1つの公演期間は1カ月強あります。

グッズ購入も楽しい

劇場に行くと公演グッズなどを売っているショップがあるので、そこで買い物をするのも一つの楽しみです。

大劇場には「宝塚歌劇の殿堂」というコーナーがあります。宝塚の歴史を学べたり、その時公演している組の前回公演の衣装や小道具などを見たり、実際に手に持って写真を撮ったりできます。観劇の前後も暇を持て余すことなく、一日中楽しむことができます。

お気に入りのグッズたち

専門チャンネルで家でも観劇できる

コロナ禍になってからは、宝塚専門チャンネル「TAKARAZUKA SKY STAGE」(通称スカステ)を見ています。

このチャンネルでは、宝塚に関するさまざまな番組を見ることができます。過去の公演、今日の公演情報やジェンヌさんたちによる公演の見どころ紹介、振り付け講座など多彩です。

番組を見ると、公演ではわからない素のジェンヌさんを知ることができ、ギャップ萌えすること間違いなしです。

雑誌で意外な一面が分かる

素のジェンヌさんは、毎月発売される「歌劇」や「宝塚グラフ」といった雑誌でも見られます。公演の裏話など、ジェンヌさんがトークしたり原稿を書いたりしていて、意外な一面がとても面白いです。

宝塚と聞くと「敷居が高そう」と思う方もいると思いますが、そんなことはありません。意外と身近なところに宝塚はあります。「公演を見てみたい!」と思った方は、たまにNHK BSプレミアムで放送しているので見てみてください。きっと宝塚を好きになると思います!(高校3年・まなあす)

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