東京大学は2月16日、2021年度一般選抜の第一段階選抜(いわゆる足切り)の合格者を発表した。6科類で2960人を募集したのに対し、9089人が志願し、7585人が合格した。2次試験(個別試験)は2月25日から行われる。(記事末尾に科類ごとの志願者数、合格者最高点、合格最低点、合格者平均点の一覧を掲載)

志願者のうち女子は20.4%

東京大学の入試は6つの科類に分けて募集し、1・2年生は全員が教養学部で学び、3年生から10学部のいずれかに進学する。

志願者(9089人)は、前年に比べて170人減った。志願者のうち女子1855人で、割合は20.4%。前年(20.5%)からほぼ横ばいだった。

科類ごとの志願者の内訳をみると、文科三類、理科一類、理科二類は前年より増えた。文科一類、文科二類、理科三類は前年より減った。

文科二類は第一段階選抜を実施せず

文科二類を除く5科類で大学入学共通テストの点数による第一段階選抜を実施し、志願者のうち7585人が合格した。女子は1590人だった。合格者のうち大学入学共通テスト(900点満点)の最高得点は894点(文科一類受験者)だった。

合格発表日・発表時間は

2次試験は2月25・26日(理科三類のみ27日も)に行われる。

合格者は3月10日の正午頃にウェブサイトに掲載される。新型コロナウイルスの感染拡大をふまえ、学内での掲示は、昨年に続き実施しない。