オススメのアニメを高校生記者のまやかさんに紹介してもらいました。

高校舞台に4人の男女が謎を解明

氷菓

私が紹介するアニメは「氷菓」です。「氷菓」は京都アニメーション制作の作画がきれいなことで有名な作品です。

話は主人公の折木奉太郎が神山高校の古典部に入り、ヒロイン千反田える、中学校からの腐れ縁、伊原摩耶花と福部里志が集まるところから始まります。古典部一同は、神山高校を舞台にして起こる謎を次々に解明していきます。

主人公の折木は省エネ主義、ヒロインの千反田はエネルギッシュと、一見、正反対と思われる2人ですが意外と気が合っていて2人の関係性は見ていてワクワクします。

さらに、博学な福部や自分に正直な伊原らも加わり展開する、4人の人間模様も魅力の一つです。

私が一番好きなエピソードは第三話〜第五話の「氷菓」の名前の意味に迫るくだりです。ちなみに「氷菓」とは古典部部員が毎年文化祭で販売している文集のタイトルです。また、「なぜ神山高校の文化祭は『カンヤサイ』と呼ばれているのか」、ヒロインの伯父の高校時代の栄光についての謎などについても明らかになっていきます。

作画が美しい 青春を感じたいときに見てみて

物語の完成度が高くて作画がまぶしいほど美しいので不朽の名作だと思います! それに主人公もヒロインもかわいくて見ていて朗らかな気持ちになれます。

ミステリーですが、殺人事件や人が悲しむような要素はなく、日常のほんのささいな出来事を解決していきます。普段ミステリーを見ない方にもおもしろく、逆によく見る方も奥が深いので満足できるのでは。

私は、リフレッシュしたいときに見ていますが、疲れたときや青春を感じたいときなどに見ても良いと思います。どの話から見ても楽しめるのでぜひご覧ください。(高校生記者・まやか=2年)