「三月のパンタシア」は、ボーカリスト・みあを中心にしたクリエイターユニットだ。「3月という終わりと始まりが重なる時期に生まれる感情を音楽にして届けたい」という想いから生まれたという。メンバーの顔は公開されていない。

どこか憂い感じさせるみあの歌声は、青春時代を謳歌しながらも、その裏側に同時に存在する心の揺れを巧みに表現し、同世代から多くの共感を集めている。楽曲と連動して描かれる世界観を鮮やかに彩ったイラストや、映像作品も人気のポイントだ。楽曲を題材にした小説の誕生やアニメのテーマ曲を担当することも増え、人気はますます上昇している。

卒業や進級、出会いや別れなど、たくさんのことがある3月。この季節に、聴いてみてはいかがだろうか。(中澤彩恵・1年)