嫌なことや悩みで頭がいっぱいになるとき、音楽の力を借りて気持ちを切り替えたいと思う人も多いはずです。高校生記者たちに、ストレスを発散できるおすすめの曲を紹介してもらいました。

落ち込む心を救ってくれる

Mrs. GREEN APPLE「ア・プリオリ」

中高生は思春期真っただ中ということもあり、人間関係などのストレスを抱える場面も多いと思います。私も学校生活の中で、どうしても自分と合わない人にモヤモヤしたり、自分よりできる人と比べて落ち込んだりしてしまいます。でも、「人は期待をしてしまう生き物だ」と歌うこの曲を聴くたびに、気持ちが軽くなり救われます。(もも=3年)

心が軽くなる

Ado「うっせぇわ」

嫌なことや嫌いな人に対して「うっせぇわ」と一蹴してくれるだけでなく、「私は誰よりも圧倒的に優れている」と自分を肯定してくれる曲です。日頃のたまった鬱憤(うっぷん)を代弁してもらえるような感覚になり、心が軽くなります。イライラを発散するだけでなく、大声で感情を込めて歌えば、嫌な気持ちも吹き飛ぶのです。(藤咲花佳=3年)

挑戦する勇気をもらえる

サカナクション「怪獣」

地動説をテーマにしたアニメ『チ。-地球の運動について-』の主題歌で、宇宙を連想させるような歌詞がちりばめられています。せわしない毎日の中で、心が一つのことに縛られてしまうストレスを感じる人も多いと思います。この曲を聴くと、未知の宇宙の神秘を追いかけるように、「何か新しいことに挑戦しよう」という気持ちになるのです。(しまりす=1年)

自分を奮い立たせてくれる

優里「ピーターパン」

他人に構わず自分の夢を追うことを全力で肯定してくれる歌詞が印象的です。進路や将来のことで親とすれ違ったときや、自分の中で葛藤が生まれストレスを感じるときによく聴いています。優里さんの力強い歌声が、内側から自分を奮い立たせてくれるので、自分に嫌気が差したり、周囲と衝突したりしてイライラしたときにぴったりです。(むく=3年)

爽快感にストレス吹き飛ぶ

Rachel Platten「Fight Song」

サビで一気にはじけるように盛り上がるため、聴いていてストレスが吹き飛ぶような爽快感を得られます。曲名の通り、疲れているときでも「また頑張ろう」と思えるようになり、背中を押してくれるような存在です。洋楽ですが、表現や単語がわかりやすく、英語の勉強にも役立ちます。(さつき=2年)