2025年度大学入学共通テストの1日目の試験が1月18日、全国の651会場で実施された。「英語」は大問数が6から8へ増加。河合塾によると、分量は約5600語で昨年と比べ700語程度減少し、「書く活動につながる出題の工夫がみられた」という。
まるで「なろう系」小説?
第6問に出題された、プロ作家志望の友人が書いたという設定の「2人のスーパーヒーロー」についての物語文が話題になった。SNSでは「姉4能力保持者のヒーローで笑った」「なろう系小説の英語版読まされた」など、面白がる声が上がっていた。

河合塾によると「明示的に書かれていない登場人物の関係性をメモや本文の内容から読み取る必要があり、苦戦した受験生もいたかもしれない」という。
全体を通し、受験者からは「模試で受けていた時と比べ、大問の順番が違っていた」(はともも・3年)、「大問構成の変化、順番の入れ替えなどがみられ、変化に戸惑った」(ヴァンガーウェン・3年)など、出題傾向の変化に戸惑う人もいた。
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