2025年度大学入学共通テストの1日目の試験が1月18日、全国の651会場で実施された。新課程に対応するため、新たに「公共、政治・経済」が出題された。
「ふるさと納税制度」をテーマにした出題も
「政治・経済」分野の第3問では、自身の将来や地域社会の課題について生徒二人が考えているという場面設定のもと、「ふるさと納税」制度をテーマにした出題があった。制度の概要と影響をまとめたメモから読み取れる正しい記述を選ばせる問題だった。

河合塾の分析によると「メモの内容に沿って各選択肢を検討していけば解ける問題」だとしている。
全体としては、「データ資料分析問題や論理判定問題は試作問題ほど複雑なものではなかった」と河合塾は分析する一方、SNS上では受験者から「資料から読み取るのが多すぎてだるかった」「資料問題がやたら多くて大変」との声が上がっていた。
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